哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

積み重ねてきたもの【再掲】

どのような人でも、長く生きれば生きるほど、 観念や経験、知識、財産等、たくさんのものを積み重ねてきているのです。 勿論、反対に、失ったものもたくさんあることでしょう。 私達にとって、いろいろなものを積み重ねるということは、 よりよく生きるため…

他人の目を気にしてしまう人へ【再掲】

自分に対して、本当の自信があれば、 他人のことを気にすることもないし、他人の前で自分をよく見せる必要もありません。 自分に自信がないからこそ、 他人の目が気になったり、他人が何を考えているのかを知りたくなるのです。 しかしながら、 他人がそこま…

反発する力【再掲】

苦しい時や辛い時というのは、どうしても、 自分に自信がなくなって、思い切った動きがとれなかったり、 自分の内側に引きこもりがちになってしまいます。 ですが、 物事というのは、常に、作用反作用に働いていて、 何かのエネルギーが働けば、それと逆向き…

自分を直視する【再掲】

自分の姿を直視すること、ありのままの自分を視ることは、思った以上に難しい。 直視するのが難しいのには、 自分に自信がないから、自分自身に後ろめたい気持ちがあるから、自分の中に矛盾を抱えているから、自分の弱さを認めたくないから、 挙げてみれば、…

不自由な自分【再掲】

私達は、誰もが多くの様々なものを持っているのに、 自分が持っていないものばかりに囚われて、 いまの自分を疎かに、卑下してしまい、結果、自分自身を不自由にさせてしまっているのです。 自分が持っているものを、十分に活かす自由があるのに、 持ってい…

学び続ける【再掲】

学ぶことは、年齢、能力に関わらず、 誰もが、一生をかけて取り組むべきことであります。 学ぶことは、今の生き方をより良くさせるためであり、 それは、勿論、自分のためにすることですが、 そこだけに留まるものでもなく、 周りの人のためでもある、という…

自分への投資【再掲】

誰もが、いまを生きるため、もしくは自分自身の価値を高めるために、様々な自己啓発や自己研鑽に努めています。 そして、自己啓発や自己研鑽をするためにも、避けては通れないのが、 それに見合う対価を払わなければならない、ということ。 つまり、何かを差…

問題の所在【再掲】

どのような物事も、はじめはごく小さいものでしかありません。 今、自分にふりかかっている厄介な問題も、 最初は、取るに足らないものに過ぎなかったかもしれません。 ですが、それが時間が経つにつれ、大きなものへと変化し、 問題は、より厄介に、より深…

失敗を恐れずに【再掲】

私達は、それぞれ、自分自身にしかない自分だけの人生を生きています。 自分だけの人生なのだから、 誰かに遅れをとったとか、向かうべき道を間違えた、ということは、勿論ありません。 いつでも、自分にとって最善の道を進んでいるのです。 時に、自分の思…

徹底的に考える【再掲】

誰もが、行動することの重要性を知っています。 ですが、同時に、失敗が恐くて、行動することが容易でないことも知っています。 そして、いかに失敗をすることなく、行動出来るか、ということについて考えるのです。 闇雲に行動したところで、あまりにも無駄…

軌道修正【再掲】

いろいろ悩んだ末に、ようやく決断したことであっても、 それでも尚、その決断したことに後悔してしまうことは、誰しも覚えのあることだと思います。 何の後悔も未練もなく、決断出来ることというのは、 そもそも、自分にとって、大したことではなかったので…

悩むことを諦める【再掲】

誰もが、様々な悩みを抱えています。 一言に、悩みといっても、解決出来るものもあれば、そうでないものもあって、 解決出来るものに関しては、解決することさえ出来れば、悩みは解消されますが、 解決出来ないもの、とりわけ、自分ではどうすることも出来な…

影響のちから【再掲】

私達の誰もが、一人の人間として成長し、生きていられるのは、 周囲や環境から得られる影響のおかげです。 赤ちゃんの頃はもとより、母親の胎内にいる頃から、すでに、周囲の影響を受けて育つという事実はよく知られているところであり、 成長する過程での周…

腹をくくる【再掲】

どうにもならないような困難や苦難を目の前にした時、 どうしようもない不安や絶望感に襲われたり、自分の無力さに心を痛めてしまうことと思います。 私達の人生には、思いがけない形で苦難が訪れるのです。 そして、その苦難が起きてしまってから、はじめて…

苦労と成長【再掲】

人生の目的というのは、人それぞれに解釈の仕方が違うとは思いますが、 その一つとして、魂の成長のため、であるならば、 苦しむために生まれてきた、という考えもあるのではないかと思います。 誰もが、様々な経験を経て、今の自分に至っているのですが、 …

思考と現実【再掲】

どうしても、悩み事や心配事が頭から離れない時があります。 このような時、ただ漫然と不快な気分を感じていても、何も変わりません。 しかしながら、だからといって、そのような思考をやめるしかない、と分かっていても、そんなに簡単に止めることが出来る…

エゴの解放【再掲】

幾人かの成功者や偉人達が、何かしらの大業をなしてきたのは、 一つのことをやりきる、という、 明確でブレのない、強い意志があったから、と言えるのではないでしょうか。 強い意志というのは、志、目的、向上心、探求心であり、 その最たるものが、エゴで…

作られたイメージ【再掲】

どうしても、人の目が気になってしまうことがあると思います。 それは、自分の中に、確固たる自分がないから、であって、 それが故に、 自分に対する人の意見というのが、そのまま自分自身のイメージになっていることはないでしょうか。 ある人は、貴方を高…

やるべきこと【再掲】

何をしていようと、何を考えていようと、どんな気分でいようとも、 刻々と時は過ぎていきます。 その時が過ぎてしまえば、いままでのことは全て過去のものとなり、 そこからまた新しいいまがやってきて、何かをしたり、考えたり、感じたりするのです。 人生…

納得のいく人生【再掲】

人生で悩むことは、人によって様々。 仕事、家族、お金、健康・・・ 思った通りの生き方を得られたつもりでも、 数多くの犠牲を払ったり、自分の想像したようなものではなかったり、 自分の思い描く人生に巡り合うのは、難しいことなのかもしれません。 「運…

感情を選択する【再掲】

毎日が、心配や不安の連続である、という人も多いかと思います。 一寸先も見えず、この先の自分の人生はどうなってしまうのかと。 私達はそうして、 心配をすることによって、想定していた事態を防ごうとしているのかもしれませんし、 もしくは、想定の事態…

心の平安を取り戻す【再掲】

私達は、誰もが安心で幸せな人生を望んでいます。 それは、いつも、何かしらの不安や不幸な思いを感じていて、 それらが自分の心を苦しめるから、 それを払拭するために、安心したい、幸せでいたい、と願うのです。 安心や幸せを感じたい、というのは、言い…

存在としての価値【再掲】

人の価値、というのは、 誰かのために役に立つか立たないか、というのが一つの見方としてあるのですが、 それは、社会的な価値、であって、存在としての価値、ではありません。 存在は、存在すること自体に価値があるので、 それ以上の何ものも必要とはしま…

自分に言い聞かせる【再掲】

苦悩の最中は、苦しいということだけで、頭がいっぱいになり、 何も見えないし、何も聞こえない、何も考えられなくなってしまうものです。 ですが、それでも、ある時何かに気がついたり、何かの出会いによって、 自分の中にきっかけを見出すことが出来るので…

不公平な人生【再掲】

他人の方が、自分よりも幸せに生きているように、と思えることは、多々あります。 そして、それがとても不公平なことであるとも、思えてしまうものです。 しかしながら、 幸せであるためには、その対極にある苦労を知らなければ、幸せと思うことは出来ません…

行動出来ない問題【再掲】

行動するためには、そのための何かしらの思考があって、 その思考を行動に移すために、決断というプロセスを、私達は無意識の内に行っています。 決断したのだから、そこで間髪入れずに行動に移せば、当然ながら、何も問題はないのですが、 決断してからも、…

心配の実現可能性【再掲】

私達は、普段、どのようなことを考えているでしょうか。 当然ながら、眼前にある問題、仕事や家族のことなのでしょうが、 その中身をよく観てみると、 それについての心配だったり、批判だったりしていることが、ほとんどなのではないでしょうか。 勿論、 よ…

依存と自立【再掲】

誰にとっても、リスクは怖いものです。 そして、そのリスクを恐れるからこそ、 強い人に守ってもらいたい、誰かの保護下にいたい、 と思ってしまうこともあると思います。 それは、結局、 自らの力で何かをする、 ということをリスクとして捉えるからであっ…

答えの在り処【再掲】

私達は、どうしても、答えは一つである、ということに拘りがちです。 答えが一つしかなければ、 他の答えがなんであろうと、疑うことなく、それを信じていればいいのですから、 自分で、そのことについて考える必要もないですし、 何しろ、安心感を得ること…

何も持たない生き方【再掲】

『人は何も持たずに生まれ、何も持たずに死ぬ』 私達は、これまでに、 数多くの知識や技術を身に付け、人間関係を構築してきました。 これらの目的を一言で言うと、 生きるため、ということに集約されてしまうのですが、 冒頭にもある通り、 私達は、誰もが…