哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「本当」の自分と「覚悟」

自分にとって、気分のよい時間を過ごすということは、 たとえ、それが難しいことであったり、面倒なことであっても、 その時間そのものが、価値のあることで、 これを重ねることが、やがて、結果にも繋がってくるのです。 反対に、義務感で何かをしていたと…

「行動」と「心」の一致

行動することによって、何かを成し遂げたり、豊かさを得たり、 現実を変えるためには、行動しないことには、何もはじまりません。 ですが、行動するには、当然ながら、心が伴うもので、 行動する時に、心が伴っていなければ、 いくら努力を重ねたところで、…

「思い込み」を知る

誰にとっても、考え方や思考に癖があったり、思い込みがあったりします。 思い込みは、生まれてからこれまでの全ての経験によって、蓄積されてきたもので、 それは、自分にとってのあらゆる考え方の基準、前提にもなり、 極端に言えば、人生の全てが、思い込…

自分に対する「気づき」

私達の感情や、気分というものは、 放っておくと、否定的であったり、批判的であったりと、どんどんネガティブな方向へと、流れていくようになっています。 これは、別に意識してそうなっているわけではなく、無意識的にそのようになってしまうのですが、 こ…

「選択」の結果

人生は「選択」の連続です。 多くの人が、自分の「選択如何」によって、 人生は変わってくるもの、と思っているのではないでしょうか? 全ての「選択」は自分次第で、それによって全てが変わってくるのですから、 その「選択」に間違いがあってはいけない、…

「感情」の解放

誰にとっても、その日、その時の状況により、 よい気分の時があったり、嫌な気分になったりと、気分は変わり続けます。 落ち込んでいたり、不安や不満等、嫌な気分でいれば、 自分の視界に入るものも、自分にとってあまりいいものではなく、 自分に起きてく…

「セルフイメージ」

私達は、自分自身に対して、○○な人間、という「イメージ」を持っています。 所謂、「セルフイメージ」というものです。 そして、実際の私達の人生は、その「イメージ」に違わぬようになっているのです。 まさに、今の自分というのは、 自分が「イメージ」し…

「フォーカス」していること

誰にとっても、 「うまくいっている」ことより、「うまくいっていない」ことばかりに、 心が「フォーカス」してしまいます。 勿論、多かれ少なかれ、個人差はあるのでしょうが 心当たりのない人は、おそらく皆無であり、 これは、心の性質の一つ、でもあると…

「反応」と「選択」

私達は、自分に起きた出来事に対し、 どのような感情でも、どのような解釈でも、どのような反応でも、 自由に「選択」することが出来ます。 ですが、人は独自の「パターン」を自分で作ってしまい、 特定の出来事に対して、特定の反応を行う、 というような、…

一番の「味方」

私達にとって、何をするにも人生はあまりにも短いものですが、 その短い時間の中でも、 自分の人生に意味を見出すために、もしくは、何かを成すために、様々な挑戦を続けているかと思います。 それなのに、 なかなか事がうまく運ばず、自分が何も成しえてい…

「相手の立場に立つ」という意味

自分以外の人の気持ちを理解することは、人間関係において、何よりも大切なことで、 相手と「同じ立場」に立つ、 という行為は、この社会において必要不可欠なことです。 とりわけ、失敗をしたり、悲しんだりしている人がいれば、 多くの場合、慰めたり、同…

「心」を呼び起こす

何かの知識や技術を習得しようとしたり、今までの生活習慣を改めようとしたり、 自分の「何か」を変えようと、様々なことに取り組んでいる人もたくさんいると思います。 ですが、たとえ、どのようなことであっても、 一日や二日で達成出来るようなことという…

大きすぎる「器」

人は、誰もが、「幸せ」を求めて生きています。 そもそも、「幸せ」というのは、人によっても捉え方は様々で、 たとえ、何か幸運な出来事があったとしても、 それを「幸せ」と受け取るかどうかは、その人次第ということでもあるのです。 そして、 「幸せ」と…

「大切」なもの

とにかく、「今」の自分を、 自分で「認める」、自分のことを「大切」にする。 まだ、何も持っていないし、何も出来ていなくても、 それは、全く関係のないこと。 「今」、ここに生きている自分を、 「認める」か、「認めない」かどうか、 いずれかを決める…

「役割」と「優劣」

どのような物事にも「軽重」はなく、全ての仕事に「貴賤」はない、 というような言葉もあり、本当に、確かにその通りではあるのですが、 それを、実際の生活に置き換えた時、 果たしてどのくらい、そのことが「意識」されているものなのでしょうか。 例えば…

「執着」のコントロール

諦めないこと、何が何でも成し遂げようとすること、頑張り続けること、 自分の「思い」を実現させるためには、強固な「信念」が必要です。 ですが、一方で、それは「執着心」にもなり、 自分の望む結果を得られなければ、 それが大きな「ストレス」となり、…

「文字」の限界

私達は、「文字」を通して、 コミュニケーションをとったり、様々な情報を取得しています。 「文字」がなければ、今のような生活は成り立ちませんし、 私達が生きる上で、欠かすことの出来ないものではありますが、 その一方で、「文字」だけでは表しきれな…

「勘違い」に生きる

この世の中は、「分からない」ことばかりで、 その最たるものが、生き死についての問題だと思います。 自分がいつ生まれたのか、 自分では分からないままに、いつの間にか自分がこの世界に生まれていて、 気がついたときには、自分という存在がこの世界に存…

「ゴール」した「その先」

私達の誰もが、大なり小なり、何かしらの「ゴール」に向かっています。 その目指していた「ゴール」を達成することが出来れば、 もはや、これ以上求めるものは、もしかしたらないのかもしれません。 ですが、「ゴール」すれば、それで終わりではなく、必ず、…

「分別」と「無分別」

---------------------------「分別」:物事を2つに分け、区別した上で、比較判断する考え方のこと 「無分別」:物事を区別せず、相対的に考えない思考のこと、 もしくは、物事をありのままに受け取り、比較をしない物の見方のこと-------------------------…

真理を頼りに~『法灯明』

誰にとっても、自分が信じる世界を生きたいものですが、 そのような思惑とは異なり、非情で厳然とした現実が、私達の生きるこの世の中なのです。 そして、この世の中には、自然の法則のような不変の「真理」、「真実」が存在し、 私達は、その「真理」を頼り…

自分に対する「喝」

誰にとっても、悩みや迷いの一つや二つはあると思います。 私達は、今、目の前にある、何かしらの問題をどうにかするために、何かを考えるのですが、 考えても、結論が出ないが為に、悩んだり、迷ったりするのです。 言い換えるならば、考えるからこそ、悩み…

「事実」は消せない

誰にとっても、 他の人には言えないこと、知られたくないことというのは、 何かしら持っているのではないでしょうか。 そして、その知られたくない「事実」は、唯一、自分だけが知っていて、 自分だけが、自分のなしてきたことを、全て見てきているのです。 …

「形」を重んじる

私達が、何かを「学ぶ」際に、 何も考えることなく、とにかく、「形」通りに「行動」することを求められることがあります。 そこでは、言葉通り、 「形」通りに「行動」というのが、何よりも重要なことではあるのですが、 それだと、自分の中で、何も「思考…

「他人」の存在意義

私達は、誰もが、一つの「個」として存在しています。 そして、それが、「自分」という存在を認識させ、 そこから、あらゆることにおいて、自己を中心とした思考、考え方をするようになるのです。 勿論、「自分」という存在があれば、それ以外には、「他人」…

何が「正解」

進学や就職、転職等、 とても重要な選択肢に迫られ、悩みに悩み、迷いに迷って、一つの決定を下す、 という思いは、誰もが、何かしらで経験してきたことではないかと思います。 そして、自分にとって、精一杯の決断を下したにも拘わらず、 それでも尚、 自分…

「想像」と「経験」の間

ここ近年、自然災害をはじめとする大規模な災害や事故が、多発してきています。 たとえ、どのような災害や事故であっても、 準備や備えが「あらかじめ」出来ていれば、問題は大したことにはならないのでしょうが、 当然ながら、全てのことを「想定」して、そ…

「調子」の波

誰しも、「好不調」に、波が訪れます。 「調子」の「いい」時は、どんなことをやってもうまくいくので、何も問題になることはありませんが、 反対に、「調子」の「悪い」時は、何をやってもうまくいくことはなく、心身に悪影響を及ぼしてしまうことも。 何か…

「うまくいかない」こと

私達の人生は、私達が気づいていないだけで、ことのほか、「うまくいっている」ことも多く、 その一方で、記憶には、どうしても、「うまくいかない」ことの方が鮮明に残るものです。 そして、人生においては、 全てが、「うまくいった」方がいいのか、という…

「うまくいっている」こと

私達は、何か「異変」があってはじめて、そこに「問題」があったことに「気が付く」ものです。 例えば、身体や健康についても、頭痛がした時に、そこで頭を意識するし、風邪を引いたと思った時に、鼻や喉を意識するのです。 「気が付く」のは、何かに「異変…