哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

やり直すこと

今までにかけた時間やコストがもったいないからといって、最初からやり直すことに、躊躇してしまう。 しかしながら、それが却って、更に余計な時間やコストをかけてしまうこともある。 やり直すということは、後ろ向きのイメージがあるが、それは単なる思い…

運命と思いこみ

人にはそれぞれの自分の運命があって、その運命に抗うことも出来ず、受け入れざるを得ない時もある。 それ故に、占いや占星術というものに頼らざるを得ないこともあるのだが、 それでも、自分の生き方の指針を得られることにより、迷いを払拭してくれるので…

安全と冒険

世の中は不確実なことばかり。だから、私達はより安全で安心なものを求め続ける。 何もせず、どこにも行くことをしなければ、その安全は確保されるかもしれない。 だがそこに、閉塞感や行き詰まりはないだろうか? 自分の価値は自分が決める。 もし自分の生…

自分の価値

自分の価値は自分が決める。 それは何であろうと、自分が価値があると思えばあるし、ないと思えばない。 これまでも何かの選択に迫られた時、自分で価値があると思っているものを私達は選択してきたはずである。そこに他人の価値が介在することはない。 そし…

知らないから出来ること

知らないからこそ出来ることがある。逆に、知ってしまったがために、出来なくなってしまうことがある。 知らないから恐れを感じないし、知りすぎてしまうから臆病になって動けなくなってしまう。 知るということは、生きる上で必要なことだが、 知りすぎるこ…

自分への苛立ち

何か物事がうまくいかない時、どうしても何かのせいにしてしまう。何かのせいにしないといられない。 そして、何かのせいにしている時の氣分は最悪で、 物事がうまくいっていない以上に、そういう心の状態になっている自分に対して腹が立ってくる。 それより…

情報の遮断

私達は普段から、無数の情報に晒されている。目から入るもの、耳に入るもの、その他様々なものに。 そしてその都度、それらに意識を持っていかれる。 意識を持っていかれるということは、その情報に自分が支配されてしまっているということでもある。 これは…

休息と種蒔き

休息は種蒔きのようなものである。 単に今まで蓄積させた疲労を抜く、という意味もあるが、 次なるステップのための準備、としての意味もある。 身体も心も使ってばかりではよくない。 なかなか休むことが出来ない人もいるかもしれないが、休息があってこそ…

感情を支配する

人は逆境におかれた時こそ、真価が問われる。 そしてそのような時は決まって、感情は不安定になり、平静を保てず、冷静な判断が難しくなってしまう。 感情が不安定になるのは苦しいものであり、どうしても感情的に流されてしまう。その場しのぎで、その瞬間…

自分を大事に

もっと自分を大事にする。もっと自分に優しくする。 自分のやってみたいと思うことを、素直にやってみる。これも自分を大事にすることの一つである。 自分以上に、誰が自分自身を大事に出来るだろうか。 自分を大事にすることに、何の理由も必要はない。あな…

道草する

人生は短いという。 確かにその通りではあるのだが、そのことばかりに氣にしすぎて、いつも焦ってばかりいる。 自分の人生、これでよいのかと。。 自分の為すべきことがわからないからか、それとも、わかっていても為すべきことが出来ていないからか。 そこ…

苦しみを受け入れる

苦しみに抵抗しない。苦しみから逃げない。 苦しいものは苦しい。 だが、苦しみを受け入れられないと、その苦しみは増すばかり。 苦しむことはその一瞬は、マイナスなことではあるが、そのマイナスは必ず、経験としてプラスに転じる。 まずはとにかく、受け…

過去の失敗

過去の大きな失敗や致命的な選択ミス等、今までの人生の様々な局面で、ああしておけばよかったと悔いてしまうことは多々あるだろう。 だが、それは私達にとって、まだまだ決定的な失敗ではないのかもしれない。 私達はこれからも先、生き続ける。生きていく…

視線の角度

下ばかり見ていたら、空は見えない。 転ばないように、足元ばかり気にしていないだろうか。 だから、意識的に視線を少し上に変えてみる。 視線を変えるだけで、壮大に広がる空が見える。時には、雲や虹も見えるかもしれない。 場所は同じなのに、視線の角度…

変化に抗わない

人生も社会も常に変化し続ける。 時に自分が絶対に正しいと思い込んでいることも、自然や社会の変化に伴い、全く通用しなくなる。 自然や社会の流れは、水のようなもの。とめどなく流れ続けるから、綺麗な水を保つことが出来る。 反対に、もし流れが止まって…

人生の悪と毒

生きるためには様々な悪や毒がつきまとう。 それは人間関係のもつれであったり、自分自身の執着や欲であり、なかなか避けては通れない悩みの種でもある。 これらの悩みは極力、ない方が良いのかもしれない。悩みはストレスであり、生きることを苦しいものと…

自分の空間

何かをする時、とりわけ集中していなければならない時、どのような状況が好ましいだろうか。 それは、静かで人がいない場所、自分だけの空間、一人の空間が確保されるに越したことはない。 だが、実際に集中しなければならない時というのは、必ずしもそのよ…

必要な休息

何かを身につけるのに、継続することは何よりも必要なこと。 だが、それ以上に大事なのは休息をしっかり取ることだ。 休むことは悪だといって、心も脳も身体も使いっ放しでは、ただ疲弊するのみ。効果を期待するどころか、不調をきたすだけ、本末転倒である…

スペースを作る

物も自分自身も、一杯に満たされている時は何も入れることは出来ない。 スペースがあるから、新しいものを入れることが出来る。スペースがあるから、新しいものを創り出すことが出来る。 だから、いつでも新しいものを受け入れることが出来るように、スペー…

年齢の呪縛

年齢を重ねるほど、背負うもの、守るべきものが多くなり、挑戦する意欲を失わせる。 経験を重ねるほど、挑戦することや失敗することの怖さを知ってしまう。 だが、それでもあえて挑戦してみる。自分の年齢や過去の経験、常識に抗ってみる。 思うような結果が…

自分を正当化すること

思うようにいかなかったり、失敗した時、それがなんであろうと、自分は正しい、自分は間違ってないと、自分を正当化して、自分を守ろうとする。 もしかしたら、そうでもしないと、その事態を受け止めることが出来ないから、反射的にそうせざるを得ないのかも…

最善を尽くす

まずはとにかく、自分のやれることをやる。 そして、自分の手から離れたしまったことは、成り行きに任せ、自分の中から手放してしまおう。 自分の手の及ばないところまで、氣にしたところでどうにもなるわけではない。 その代わり、自分のやれるところは最善…

平常心

物事には常に浮き沈みがつきまとう。そして、私たちはその都度、一喜一憂してしまう。 とりわけ、事態がマイナスの方向にいってしまっている時は、その状況から一刻も早く逃れようと、短絡的な判断に陥りやすい。 当然ながら、長期的な視点で考えると、性急…

集中できない

過去の失敗をいつまでも悔やみ、未来への見えない不安に苛まれる。 とにかく、現在に集中していない、集中出来ない。 過去や未来のことばかり考えたところでどうにもならないのは、分かっているのに、それを止めることが出来ない。 他の動物たちはきっと、今…

自分と向き合う

自己啓発や成功哲学は今の時代、数多く出回っているが、なかなか自分のやり方や方法が分からない、もしくは、いろいろやってはみても、どうにもうまくいかない人というのは、とても多くいると思う。 それは、世に出回る成功哲学は、個人ベースでの考え方や経…

根拠のない自信

何か行動を起こすのに重要な要素である、自信。 一般的には、やる気まんまんの状態だけをイメージしがちだが、必ずしもそれだけではなく、言葉の通りシンプルに、疑うことなく自分自身を信じきっている状態、といえよう。 自信には、これまでの経験に基づく…

自分の感覚

自分が感じる感覚は自分しか知り得ない。 何か同じこと見たり、聞いたりしたとしても、受ける感じは人それぞれ、千差万別。 他人が大変と感じることも、自分はそう感じないかもしれないし、自分が楽しいと感じることも、他人はそうでないかもしれない、 とは…

シンプルに

シンプルにする。仕事、人間関係、身の回りのこと全てを。 人は周囲の環境や状況に応じてしまう。 それ故、状況が複雑であればあるほど、その都度、いろいろなことに反応してしまう。 いろいろなことに反応してしまうと、そればかりで、本来の自分の向かう先…

人生という実験

人生は全て実験ともいえる。 実験なのだから、何度もやってよいものだし、思うような結果を得られなくても、そもそも失敗にもならない、、 実験なのだから。 そして、実験なのだから、いろいろやってみてよいのだ。試してみないことには、何事も分からない。…

毎日がテスト

今日は多くの会社や学校にとって、新年度の始まりであり、また今年は、新元号の発表もあって、いろいろ考える機会の多い一日であった。 個人的に、この時期になると思い出されるのが、新卒で会社に入社した時の人事部長の言葉である。 「学生の時とは異なり…