感情を支配する
人は逆境におかれた時こそ、真価が問われる。
そしてそのような時は決まって、感情は不安定になり、
平静を保てず、冷静な判断が難しくなってしまう。
感情が不安定になるのは苦しいものであり、
どうしても感情的に流されてしまう。
その場しのぎで、その瞬間はいいかもしれないが、
その後において、良くない影響を及ぼす可能性があるのは想像に難くない。
いわば、感情に支配されているともいえる。
だからとにかく、
何があっても感情的になって、自分を見失ってはいけない。
まずは一歩引いて、自分の置かれた状況をしっかり観察する。
逆境の時こそ、客観的に物事を判断する。
そのためにも、
自分の感情に支配されるのではなく、
自分が感情を支配するのである。