哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「何もしない」という選択

私達の多くは、「何もしない」ことを、極端に、「嫌っている」のではないでしょうか? 「何も行動しない」「何も考えない」「何も決めない」 とにかく、「何もしない」ことが、 あたかも「悪い」ことであるかのように、勝手に思い込んでしまい、 何でもいい…

「努力」のための「努力」

私達は、何のために、「努力」をするのでしょうか? 当然ながら、 何かの「目標」を達成するため、「勝つ」ため、「成功する」ため、「思い通りの自分」になるため、であったりと、 そこには、様々な「目的」があって、「動機」が必ずあるのですが、 時に、…

「自力」と「他力」

この世には、「自力」と「他力」があって、 それは、自分の力でどうにかなるもの(自力)と、そうでないもの(他力) とに分けることが出来ます。 そして、「他力」とは、言葉を換えると、「運」とも言えるのですが、 この「他力」、「運」の方が、「自力」…

「過去」の記憶と「今」の自分

人は誰しも、 自分が「苦手」とするような人とは、付き合いたいとは思わないでしょうし、 「苦手」な物事に対して、積極的にやろうとは思わないものです。 そのような「苦手」な人や物事から、逃げ出すことが出来るのならば、それに越したことはないかもしれ…

「誤魔化せない」感情

自分が何かの「行動」を起こすためには、その元となる「感情」が、必ず伴うものです。 その代表例ともいえるのが、 「ワクワク」した気持ち、であって、 この「感情」が何をするにも、とても大事だ、ということは、 今も、 様々なところで、様々な人によって…

受け入れるべき「非常識」

全ての物事は、「諸行無常」で、 全てが変化していくものです。 今の私達の生活における、この「社会」や「常識」も、その例外ではなく、 常に変化を続けてきたのです。 「常識」は、社会を動かすための「ルール」ではあるのですが、 当然ながら、完全なもの…

「インプット」と「アウトプット」の間

私達は、生まれた時から、毎日、意識的無意識的に拘わらず、様々なことを「インプット」し、 そして、必要に応じて、「アウトプット」してきました。 「インプット」は、ただそれだけでは、何の意味も、役割もあるわけではなく、 「アウトプット」して、はじ…

「精神」を「コントロール」

私達は、毎日が、必死です。 生きるために、頑張ることが大事なのですが、 そのために、 「どのように」頑張ればいいのか、、 それが分からずにいるから、不安で悩んで、苦しんだりするのです。 そして、何かを絞り出そうと、必死にはなるものの、 そのよう…

「プロセス」と「結果」と

何かの「結果」を求めるためには、 そのための「プロセス(過程)」が、当然ながら必要になります。 この「プロセス」というのは、「試行錯誤」の連続であって、 それは、見えない「努力」でもあり、愚直に「やり続ける」ことでもあるのですが、 その「やり…

「新しい」ことを得るには

何事もとにかくは、「習慣化」することが大事です。 このことは、誰もがよく認識しており、 何とか取り入れようと、試行錯誤している人も多いかと思いますが、 思いのほか、難しく感じてしまっている人も多いのではないでしょうか。 日常生活においては、誰…

「変化」を実感していること

自分の「何か」を変えるためには、「何か」の「行動」を起こすのが一番なのですが、 それでも、なかなか「効果」を感じられないことも、よくある話ではないかと思います。 本来なら、「行動」を「起こそう」とした時点で、 既に、今までの自分ではなくなって…

他人を「変えたい」と思う時

自分と他人との関係において、 たとえ、他人が理不尽だったり、間違っていたりしたとしても、 他人を「変える」ことは出来ません。 自分が「変える」ことが出来るのは、自分だけです。 自分が見ている「風景」は、自分だけの「世界」であって、自分だけが、…

誰の「承認」を得るのか

私達は、何かしらの形で、「自分」のことを 「認めてもらいたい」、という思いを持っています。 所謂、「プライド」ともいえるもので、 「自分」で自分のことを「認める」だけでなく、「他人」から「認められる」ことを求めてしまうもので、 誰でも、そのよ…

「最優先」する事項

私達は、特に、怒ったり、恐れたり、感情的になったりしてしまうと、 そのことに対して、「過敏」に反応してしまいがちになります。 「過敏」に反応するということは、それは、言い換えるならば、 自分の中での「優先」事項が、ほんの一瞬の内に、 最も「高…

「思考」から逃げない

自分の中に、嫌いな部分やコンプレックスに感じている等、 自分に対して、「ネガティブ」なイメージを持っている人は少なくないと思います。 そして、だからこそ、そのような自分と決別するために、自分を「変えよう」と試みるのですが、 なかなか上手くいか…

全ては「破壊」から

この世は諸行無常であり、 「不変」なものは何一つなく、全ては「変化」していくものなのです。 そして、どのような物事においても、「古い」ものから「新しい」ものへと変わるためには、 常に、「破壊」というプロセスが必要となってきます。 「破壊」とい…

生涯をかける「テーマ」

誰にとっても、人生においては、 「良い」時と「悪い」時が、「繰り返される」ものです。 とりわけ、「悪い」状況においては、 どのような「振る舞い」を取れるか、 その人としての「真価」が、問われるものでもあるのです。 勿論、苦しい状況なわけですから…

他人を「見る」こと

仕事やプライベート等、どのような場面においても、何かしらの問題やトラブルが付き纏ってくるもの、 それが「人間関係」です。 私達は、誰もが、「異なる」気質や個性、性格を持っていて、 根本的に、相手の人と、うまくいかない、ということは、どうしても…

他人より「劣る」もの

行動しようとしない人の中には、 「自分が他人よりも、『劣っている』」から、ということを「理由」にして、 自分が行動しないことを、「正当化」しよう、 とすることを見かけることがあります。 私達は、この世に生を受けてから、 これまで生き方は、それぞ…

「パターン」」を崩す

今までの自分の「パターン」を変えてみる。 思考や行動、その他諸々… 人は誰もが、生き方に「癖」をもっていて、 本人が望む望まないに拘わらず、これまでの生き方が、今の思考や行動を「固定化」し、 それが「パターン」となってしまうのです。 「固定化」…

「存在」する理由

私達の身の回りのものは、 全てが「必要」なものだから、「存在」しているわけで、 「不要」なものであれば、そもそも「存在」することはありません。 これは、人の食欲や睡眠欲、その他の生理的な反応も、 全てが、自分にとって「必要」なことだから、とい…

「腹に落ちる」感覚

心から「納得」、「理解」した時の、「腹に落ちる」という感覚。 この感覚を得られると、「迷う」ことや「悩む」ことが、全くなくなるのですが、 現実には、なかなか得ることの「難しい」ことでもあるのです。 「腹に落ちる」という感覚は、言い換えれば、 …

「選択」と「結果」と

人生は「選択」の連続ですが、 とりわけ、「大事」になればなるほど、 「後には引き返せない」、 という心理が働いて、時間をかけて、慎重に熟考する、ものだと思われます。 ですが、その「選択」をしたにも拘わらず、思うような「結果」を得られなかった場…

「自分」を生きる

私達は、何か傑出した能力をもっている人、もしくは、その道のプロや、カリスマ的な存在に対し、 「尊敬」や「憧れ」を持つことがあります。 その「思い」を抱くことは、何かをやるための一つの「きっかけ」として、決して悪いことではないのですが、 もし、…

「シンプル」でいること

私達は、一人では生きることは難しいです。 ですので、よりよく生きるための、共通の「ルール」を作り、 それが、「社会」であり、「常識」であり、「人間関係」なのですが、 その「社会」というのは、 時間が経てば経つほどに「多様化」し、より「複雑」な…

「不安」と「困惑」と

私達は、何事を行うにも、常に、「不安」と「困惑」が付き纏ってくるものです。 そして、これらの問題は、 何かを「やっている」時にだけ、あるものでなく、 逆に、何も「やらなかった」としても、それは、別の形で沸き起こってくるもので、 つまり、 何かを…

「意識的」に生きる

私達は、誰もが日々の生活の中で、「行動」をしています。 ただ、そのほとんどは、ルーティン、習慣となっているもので、 「無意識的」な「行動」ばかりが、多くを占めてしまっているのではないでしょうか。 「行動」することが、何よりも大事、 とは、よく…

自分にとっての「真実」

私達は、「経験」を通じてでしか、 何も知ることは出来ず、何も得ることは出来ません。 たとえ、同じ「経験」をしたとしても、当然ながら、人によって「感じ方」は様々で、 何を「感じる」かこそが、その人の「個性」、「本質」であり、 さらに言うと、その…

全ては「小さな行為」から

私達は、個人個人それぞれに、何かしらの「目標」や「夢」があって、 それに向けて、日々、取り組んでいるわけなのですが、 その対象となるものが、たとえ、どのような「規模」のものであろうとも、 それらの全ては、小さく「細分化」されたものの「集まり」…

「恐怖」をコントロール

人は、生まれた時には、「恐怖心」というものは何もなく、 生きていく中で、様々な経験をすることで、 「生き延びる」ための一つの「手段」として、「恐怖」という「気持ち」を知るのです。 ですので、「恐怖心」は、いわば、 私達を「守る」ための存在、と…