哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

他人より「劣る」もの

行動しようとしない人の中には、
 
「自分が他人よりも、『劣っている』」から、
ということを「理由」にして、
 
 
自分が行動しないことを、
「正当化」しよう、
 
とすることを見かけることがあります。
 
 
 
 
私達は、
この世に生を受けてから、
 
これまで生き方は、
それぞれ「異なる」ものではあるものの、
 
こうして、今まで
「生きてきた」わけでして、
 
 
 
単純に、
「生きる」という点においては、
「他人と劣る」ということはあり得ないのです。
 
 
 
ほんの少し、
動作が早かったり、
考えるのが得意だったり、
コミュニケーションを取るのが上手かったり、
 
 
 
と、
社会生活を送る上において、
得意不得意の差というのは、
多少はあるのかもしれません。
 
 
あるいは、
専門性の有無、というものもあるでしょう。
 
 
 
 
ですが、
本来、人のやっていることは、
 
全てが、「シンプル」で、
難しいことは、一つもないのです。
 
 
 
一見、
難しそうな「イメージ」を持ってしまうものも
あるでしょうが、
 
 
それも、自分が勝手に、
「イメージ」しているだけに過ぎず、
 
 
「シンプル」で「容易」なものであることに、
変わりはないのです。
 
 
 
 
 
「他人」が出来るのなら、
「自分」も出来るのです。
 
 
「気後れ」する必要は、何一つないのです。
 
 
 
「他人よりも劣る」から、
と行動しないのは、
 
ただの「怠慢」だということなのです。