哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

「インプット」と「アウトプット」の間

私達は、
生まれた時から、
毎日、意識的無意識的に拘わらず、
様々なことを「インプット」し、
 
そして、必要に応じて、
「アウトプット」してきました。
 
 
 
「インプット」は、
ただそれだけでは、
何の意味も、役割もあるわけではなく、
 
 
「アウトプット」して、
はじめて意味のあるものとなるのです。
 
 
 
 
つまり、
「インプット」は、
全て「アウトプット」のために存在する、
 
といっても、過言ではないのですが、
 
 
 
しかしながら、私達は、
このことを頭では理解しながらも、
どうしても、
 
「インプット」に偏りがちになってしまうのです。
 
 
 
 
それは、
「インプット」と「アウトプット」の間には、
目に見えない様々な「要素」があるからなのです。
 
 
 
 
「インプット」するというのは、
知識や技術を吸収する、という、いわば、
「受け身」の立場のままでもいいのですが、
 
 
 
「アウトプット」というのは、
自らの「言葉」として発信するという、
「責任」が生じるわけでして、
 
 
更に、
自分の「言葉」として変換するためには、
必要な「過程」が存在するのです。
 
 
 
つまり、
「アウトプット」するには、
それだけの「努力」と「責任」、
そして「勇気」が必要だということなのです。
 
 
 
 
「インプット」と「アウトプット」における違い、
というのは、
単なる「入力」と「出力」の違い、
に留まらず、
 
 
「重み」そのものが異なる、
 
ということなのです。