哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「心」を呼び起こす【再掲】

何かの知識や技術を習得しようとしたり、今までの生活習慣を改めようとしたり、 自分の「何か」を変えようと、様々なことに取り組んでいる人もたくさんいると思います。 ですが、たとえ、どのようなことであっても、 一日や二日で達成出来るようなことという…

大きすぎる「器」【再掲】

人は、誰もが、「幸せ」を求めて生きています。 そもそも、「幸せ」というのは、人によっても捉え方は様々で、 たとえ、何か幸運な出来事があったとしても、 それを「幸せ」と受け取るかどうかは、その人次第ということでもあるのです。 そして、 「幸せ」と…

「大切」なもの【再掲】

とにかく、「今」の自分を、 自分で「認める」、自分のことを「大切」にする。 まだ、何も持っていないし、何も出来ていなくても、 それは、全く関係のないこと。 「今」、ここに生きている自分を、 「認める」か、「認めない」かどうか、 いずれかを決める…

「役割」と「優劣」【再掲】

どのような物事にも「軽重」はなく、全ての仕事に「貴賤」はない、 というような言葉もあり、本当に、確かにその通りではあるのですが、 それを、実際の生活に置き換えた時、 果たしてどのくらい、そのことが「意識」されているものなのでしょうか。 例えば…

「執着」のコントロール【再掲】

諦めないこと、何が何でも成し遂げようとすること、頑張り続けること、 自分の「思い」を実現させるためには、強固な「信念」が必要です。 ですが、一方で、それは「執着心」にもなり、 自分の望む結果を得られなければ、 それが大きな「ストレス」となり、…

「文字」の限界【再掲】

私達は、「文字」を通して、 コミュニケーションをとったり、様々な情報を取得しています。 「文字」がなければ、今のような生活は成り立ちませんし、 私達が生きる上で、欠かすことの出来ないものではありますが、 その一方で、「文字」だけでは表しきれな…

「勘違い」に生きる【再掲】

この世の中は、「分からない」ことばかりで、 その最たるものが、生き死についての問題だと思います。 自分がいつ生まれたのか、 自分では分からないままに、いつの間にか自分がこの世界に生まれていて、 気がついたときには、自分という存在がこの世界に存…

「分別」と「無分別」【再掲】

---------------------------「分別」:物事を2つに分け、区別した上で、比較判断する考え方のこと 「無分別」:物事を区別せず、相対的に考えない思考のこと、 もしくは、物事をありのままに受け取り、比較をしない物の見方のこと-------------------------…

真理を頼りに~『法灯明』【再掲】

誰にとっても、自分が信じる世界を生きたいものですが、 そのような思惑とは異なり、非情で厳然とした現実が、私達の生きるこの世の中なのです。 そして、この世の中には、自然の法則のような不変の「真理」、「真実」が存在し、 私達は、その「真理」を頼り…

自分に対する「喝」【再掲】

誰にとっても、悩みや迷いの一つや二つはあると思います。 私達は、今、目の前にある、何かしらの問題をどうにかするために、何かを考えるのですが、 考えても、結論が出ないが為に、悩んだり、迷ったりするのです。 言い換えるならば、考えるからこそ、悩み…

「事実」は消せない【再掲】

誰にとっても、 他の人には言えないこと、知られたくないことというのは、 何かしら持っているのではないでしょうか。 そして、その知られたくない「事実」は、唯一、自分だけが知っていて、 自分だけが、自分のなしてきたことを、全て見てきているのです。 …

「形」を重んじる【再掲】

私達が、何かを「学ぶ」際に、 何も考えることなく、とにかく、「形」通りに「行動」することを求められることがあります。 そこでは、言葉通り、 「形」通りに「行動」というのが、何よりも重要なことではあるのですが、 それだと、自分の中で、何も「思考…

「他人」の存在意義【再掲】

私達は、誰もが、一つの「個」として存在しています。 そして、それが、「自分」という存在を認識させ、 そこから、あらゆることにおいて、自己を中心とした思考、考え方をするようになるのです。 勿論、「自分」という存在があれば、それ以外には、「他人」…

何が「正解」【再掲】

進学や就職、転職等、 とても重要な選択肢に迫られ、悩みに悩み、迷いに迷って、一つの決定を下す、 という思いは、誰もが、何かしらで経験してきたことではないかと思います。 そして、自分にとって、精一杯の決断を下したにも拘わらず、 それでも尚、 自分…

「調子」の波【再掲】

誰しも、「好不調」に、波が訪れます。 「調子」の「いい」時は、どんなことをやってもうまくいくので、何も問題になることはありませんが、 反対に、「調子」の「悪い」時は、何をやってもうまくいくことはなく、心身に悪影響を及ぼしてしまうことも。 何か…

「うまくいかない」こと【再掲】

私達の人生は、私達が気づいていないだけで、ことのほか、「うまくいっている」ことも多く、 その一方で、記憶には、どうしても、「うまくいかない」ことの方が鮮明に残るものです。 そして、人生においては、 全てが、「うまくいった」方がいいのか、という…

「うまくいっている」こと【再掲】

私達は、何か「異変」があってはじめて、そこに「問題」があったことに「気が付く」ものです。 例えば、身体や健康についても、頭痛がした時に、そこで頭を意識するし、風邪を引いたと思った時に、鼻や喉を意識するのです。 「気が付く」のは、何かに「異変…

「変えよう」としないこと【再掲】

私達は、様々な人との出会いの中で、相互に影響を受けたり、与えたりしています。 そして、そのような中においては、 相手の人を、自分の「思い通り」にしたい、 という意識が働いてしまうことがあります。 積極的にではなくても、内心では、自分の「思い通…

「自己催眠」【再掲】

私達は、自分の両親や周囲の人、社会等、様々な環境の影響を受けて、ここまで生きてきました。 そして、この社会で生き抜くためには、それなりのルールを知らねばならず、 物心ついた頃から、これはいい、あれはダメ、といった具合に、 周囲からのコントロー…

「幸せ」な人【再掲】

私達は、少しでも「幸せ」に生きたいと願いながら、それと同時に、 「不幸」になってしまうのではないか、という「恐れ」を抱えて生きています。 未来永劫にわたって、盤石の「幸せ」を確保するために、様々に策を講じるのですが、 将来のことは誰にも分かり…

邪魔な「思考」【再掲】

私達は、「変わりたい」と思いながら、一方では、「変わる」ことを拒否してしまうものです。 現状に満足していないのに、 現状を変えようとすることに、恐れを持ってしまうのです。 本気で、心の底から、「変わりたい」と思っていても、 頭の中で考えはじめ…

『自灯明』【再掲】

私達、人は、基本的には「弱い」生き物です。 一人一人が「弱い」からこそ、力を合わせ、補い合うために、 社会という組織を作り、会社、共同体等の様々なグループを構成してきたのです。 一方で、私達は、生まれる時も、死ぬ時も「一人」であって、 どのよ…

「幸せ」の基準【再掲】

私達は、以前の自分より、 状況がよくなったり、思い通りになったり、やりがいを感じたり、満たされたり、することで、 「幸せ」を感じるもので、 つまり、「幸せ」とは、 過去の自分の状況との比較による産物、でもあるのです。 そして、とても満たされた環…

「思考」の産物【再掲】

私達は、どこまでいっても、「今」のこの瞬間しか生きられないわけで、 その先にある「未来」は、頭の中にイメージとして、存在するかもしれませんが、 私達は、常に、「今」しか生きられないのです。 そして、「今」にしか生きられないのに、その先の「未来…

「経験」=「個性」【再掲】

たとえば、何か一つの同じ「経験」をするのにも、 ある人は、早い時期に、偶然にも、その「経験」を得ることが出来た、にも拘わらず、 また別の人は、何十年もの時間をかけた上、ようやくその「経験」をすることが出来た、 ということも、起こり得ることでは…

「変わらない」もの【再掲】

長年、願っていた夢が、叶ったとしても、 今、何か抱えている問題が、解決したとしても、 どんなに自分が変わったとしても 変わることのないものも、たくさん存在します。 それは、例えば、 気に障ることが起きれば、「怒り」を感じたり、 辛いことがあれば…

生き方の「選択」【再掲】

私達が、もっと、楽に生きるためには、 自分に対し、 「素直」に、「正直」になる、「本音」で生きる、 ということで、言葉で表すと、実に単純で簡単なことです。 そして、あらゆる生き物が、そのように生きている中で、 人間だけが、本当の自分を押し殺し、…

毎日「積み重ねる」もの【再掲】

私達は、毎日少しずつ、様々な新しい「経験」を積み重ねています。 何歳になろうとも、同じ一日ということはあり得ないので、 たとえ、ありきたりな一日だと思っていても、 その中身は、はじめてのことや新しいもので満ちているのです。 そして、このささや…

「逃げる」という選択肢【再掲】

「逃げる」選択をする。 状況がどうしようもない時は、「逃げる」のも選択の一つ。 「無責任」や「卑怯」・・・ 「逃げる」、ということについては、 一般的には、ネガティブなニュアンスで、 潔いことではないかもしれません。 ですが、「逃げる」というこ…

隠れている「問題」【再掲】

目の前の「問題」ばかり見ていませんか? 「問題」の影響が、些細だからといって、 「問題」を「問題」として認識せず、放置したままではいませんか? 「問題」とは、「氷山の一角」の如く、 「顕在化」しているのは、ほんの一部であって、 その他の大部分は…