「他人」の存在意義【再掲】
私達は、誰もが、
一つの「個」として存在しています。
そして、それが、
「自分」という存在を認識させ、
そこから、あらゆることにおいて、
自己を中心とした思考、考え方をするようになるのです。
勿論、
「自分」という存在があれば、
それ以外には、「他人」という存在がいて、
「他人」の存在なくして、
「自分」という存在はないのです。
言い換えると、
「他人」の存在があって、はじめて、
「自分」という存在があるのです。
私達が日々、直面している様々な問題は、
そのほとんどが、
人間関係、「他人」との関係によるものです。
「他人」との関係がなければ、
比較されることも、争うこともなく、
煩わしさからは解放されるでしょう。
ですが、
「自分」というのは、あくまで、
「他人」との関係があって存在するもの。
勿論、
「自分」が好まない人間関係を、
いつまでも続ける必要はありません。
もし、今、
そのような状況になってしまっているのであれば、
速やかに遠ざかるべきです。
私達には、
「他人」が必要なのです。
「他人」との関係なくして、
人として生きることは出来ないのです。