自分に対する「喝」【再掲】
誰にとっても、
悩みや迷いの一つや二つはあると思います。
私達は、今、目の前にある、
何かしらの問題をどうにかするために、
何かを考えるのですが、
考えても、結論が出ないが為に、
悩んだり、迷ったりするのです。
言い換えるならば、
考えるからこそ、悩み、迷うのです。
だからといって、
考えてはいけない、というわけでもなく、
勿論、考える、
という営みは極めて重要なことなのですが、
物事や問題というのは、
頭の中に存在しているのではなく、
常に、目の前に存在しているのです。
考えたからといって、答えが出るわけではないのです。
考えてしまうからこそ、
目の前のものが、見えなくなることもあるのです。
ですので、
自分が何か見失ってしまいそうになったら、
逆に、
考えるのをやめて、頭の中を空っぽにする。
自分の中にある何かを振り払うために、吠える。
自分に対する「喝」を入れるのです。
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「喝」:
大声で叱ることで、
一気に大事なことを気付かせようとする言葉
一言でもって、
相手を悟りへと導くことを目的とする言葉
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