隠れている「問題」【再掲】
目の前の「問題」ばかり
見ていませんか?
「問題」の影響が、
些細だからといって、
「問題」を「問題」として認識せず、
放置したままではいませんか?
「問題」とは、
「氷山の一角」の如く、
「顕在化」しているのは、
ほんの一部であって、
その他の大部分は、
単に見えない状態になって、
隠れているのに過ぎないのです。
もしくは、既に、
「顕在化」している時点で、
もはや
大きな影響を及ぼす可能性を持つまでに
なっているのかもしれません。
物事は、常に、
見えないところで動いているのです。
「問題」に気が付いたのなら、
そこには、
より大きな「問題」が潜んでいることを、
私達は、
認識しておく必要があるのです。
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酒樽の栓が抜けたときに、
誰しも慌てふためいて閉め直す。
しかし、
底が緩んで少しずつ漏れ出すのには、
多くの者が気づかないでいたり、
気がついても余り大騒ぎしない。
樽の中の酒を保とうとするには、
栓よりも底漏れの方を大事と見なければならない。
(岩崎弥太郎)
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