「幸せ」な人【再掲】
私達は、
少しでも「幸せ」に生きたいと願いながら、
それと同時に、
「不幸」になってしまうのではないか、
という「恐れ」を抱えて生きています。
未来永劫にわたって、
盤石の「幸せ」を確保するために、
様々に策を講じるのですが、
将来のことは誰にも分かりませんし、
心配や不安から解放されることはありません。
周囲を見渡してみれば、
「幸せ」そうにしている人もいます。
勿論、
それは「表面的」なものであって、誰も、
その人に対する事実を知る術はありませんし、
そもそも、
「幸せ」ということについての
考え方、捉え方も違うのですから、
他人と「比較」することほど、
「無意味」なことはないのです。
「幸せ」だと思えば、「幸せ」だし、
「不幸」だと思えば、「不幸」なのです。
自分が、「幸せ」な人、
なのかどうかは、
自分しか決められないのです。