哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

「感情」の解放

 
誰にとっても、
その日、その時の状況により、
 
よい気分の時があったり、
嫌な気分になったりと、気分は変わり続けます。
 
 
 
 
落ち込んでいたり、不安や不満等、
嫌な気分でいれば、
 
 
自分の視界に入るものも、
自分にとってあまりいいものではなく、
 
自分に起きてくることも、
嫌なことばかりが起きてくるものです。
 
 
 
一方で、
よい気分でいれば、
 
全ての物事を前向きに捉えることが出来、
何事にも積極的に行動することが出来るようにもなるので、
 
 
いわば、
感情によって、今の自分が存在している、
とも言えるのです。
 
 
 
 
 
ですので、
 
嫌な気分、マイナスの感情になることは、
当然ながら、避けたいところではあるのですが、
 
 
そうはいっても、
誰にでも、マイナスの感情には襲われるし、
そのようにならないようにすることも出来ない、
 
 
簡単に、どうにか出来るものでもないのが、
現実でもあるのです。
 
 
 
更に、
自分の中で、なかったこと、
にしようとしても、
 
 
それは無理矢理、
自分の感情を押し殺そうとしているだけで、
マイナスな思いをため込んでいるに過ぎず、
 
 
逆に、いつまでたっても、
マイナスな思いから解放されなくなってしまうだけの、
悪循環に陥るのです。
 
 
 
 
 
自分の感情は、
自分の中から作り出されたもの。
 
 
 
自分の感情からは、
逃げることも、やり過ごすことも出来ないのです。
 
 
当の主人である自分が、とにかく、
しっかり受け止め、それを認識しないことには、
感情を解放することは出来ないのです。
 
 
 
 
感情が現実を作り出す。
 
 
どのような感情を選択するかは、
主人である自分が決めるしかないのです。