哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

自分に対する「気づき」

 
私達の感情や、気分というものは、
 
放っておくと、
否定的であったり、批判的であったりと、
どんどんネガティブな方向へと、
流れていくようになっています。
 
 
 
これは、
別に意識してそうなっているわけではなく、
無意識的にそのようになってしまうのですが、
 
 
この無意識に過ごしている時間、というのが、
 
私達が認識していないだけで、実際には非常に多く、
生活している殆どの時間を、
無意識に過ごしているともいえるのです。
 
 
 
 
無意識のままでいると、常に、
一定の反応、パターンを繰り返すだけで、
 
それは、
否定的な気分や感情に、
簡単に陥ってしまうことを意味しており、
 
その結果、
否定的な現実を引き起こすことにも繋がるのです。
 
 
 
 
 
全ては、
自分の無意識のパターンが、
作り出してしまっていること、
 
 
自分の身の回りで起きる出来事は、全て、
自分の内側の反映によるものなのです。
 
 
 
このことを、
頭で認識している人は、数多くいると思いますし、
 
そのために、
いい気分や感情を保とうと、試みる人もまた多いのですが、
実際にはなかなかに難しいことでもあるのです。
 
 
 
 
無意識だからこそ、
自分でも気がつかない内に、
いつものパターンに引き戻されますし、
 
その無意識でいる時間がほとんどなので、結局、
いつものパターンに戻ったまま、
そのままになってしまうのです。
 
 
 
 
 
いい気分や感情を得るためには、
 
自分が今、何を感じているのかに気づくことが、
必要です。
 
 
今、何を感じているのかに気づくことが出来れば、
他の気分や感情を選択することが可能になるからで、
 
 
無意識に、いつものパターン通りに、
感情の流れるままに、ネガティブに陥っては、
その選択自体、ままならなくなるのです。
 
 
 
自分に対する気づきこそが、
いい気分でいるための第一歩なのです。