エゴの解放【再掲】
幾人かの成功者や偉人達が、
何かしらの大業をなしてきたのは、
一つのことをやりきる、という、
明確でブレのない、強い意志があったから、
と言えるのではないでしょうか。
強い意志というのは、
志、目的、向上心、探求心であり、
その最たるものが、
エゴであり、自我、我欲なのです。
そして、
この強いエゴがあったからこそ、
これまでの常識を変えてきたわけであって、
何かを変えていくためには、
エゴこそが必要だとも言えるのです。
しかしながら、
このエゴにも、良い面と悪い面があるのは、
誰もが認識している通りで、
悪い面が作用してしまえば、
それは、本当の意味で、
自分本位、自分だけが良ければそれでよい、
という発想に陥り、
その結果、
エゴそのものを持たない方がいい、
という考えに終始してしまうのです。
そして、そのような認識が、
自分の中のエゴを中途半端なものにさせてしまい、
それによって、
何事もなすことが出来ないまま、中途半端に終わり、
結局、エゴは持つべきではない、
という考えに落ち着いてしまうのです。
私達にとって、エゴとは、
この世で生きるためのエネルギーでもあり、
エゴがあるからこそ、
何かを実現させることが出来るのです。
何かをなすための最初の起点は、必ず自分であって、
自分本位でいることは必要なことなのです。
何かを変えるために、
エゴでいることに躊躇していてはダメなのです。
もっと自分自身のエゴを解放するのです。