哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

感情をコントロール

人は基本的には、
「理性」で行動を起こします。
 
また一方で、
人も他の動物と同様、
生物であることには変わらないので、
 
「本能」であったり、
「感情」によって行動することもあります。
 
 
そして、
その「感情」に任せて「行動」することで、
自分の思惑通りにいかず、
失敗してしまうことは、
誰もが一度は、
経験したことではないでしょうか。
 
 
ですので、
いかに、この「感情」を「コントロール」する、
ということが、
生きていく上での大きなテーマでもあるのです。
 
 
とはいっても、実際、
いざ、何かあった時に、
「慌てずに平常心を保とう」と思っても、
なかなか難しいのではないでしょうか?
 
 
そもそも「コントロール」する、
ということは、
 
その対象のものと、
意志疎通(コミュニケーション)をとることでもあるのです。
 
 
例えば、それが、
動物であれば、懐いてもらうことであり、
人であれば、良好な人間関係を築くことになるのですが、
 
一言でいうと、「信頼関係」なのです。
 
 
「信頼関係」は、
普段から意志疎通を図ることで出来上がるもので、
すぐに簡単に出来るものではありません。
 
 
「感情」もそれと同じで、
自分で「コントロール」出来ず、
湧き出る衝動を抑えることが出来ないのであれば、
 
それは、
自分の「感情」というものを意識せず、
為すがままに放置してしまっているからなのです。
 
 
ですので、
自分の「感情」と「信頼関係」
を築かなくてはならないのです。
 
そのためにもっと、
自分の「感情」の動きを、
普段から、意識的に感じ取るようにするのです。
 
 
「感情」に踊らされることがなくなれば、
それは「行動」にも反映されるようになり、
 
そして、それがやがて、
自分の生き方にも大きく影響してくるのです。