考える、試す

何事を行うにも、
「経験」の大小が、
成功の可否を分けることになります。
　
　
ですので、とにかく
「経験をすることが大事だ」と、
色々なところで耳にすることは多いと思いますし、
全くその通りではあるのですが、
　
ただ、その「経験」の仕方まで、
誰かが教えてくれるというものでもないのです。
　
　
そもそも「経験」とは、
「自分の頭で考え、実践する」ことでしか、
得られるものではないからです。
　
やり方の一つとして、
他の人の真似をする、
ということもありますが、
　
それでも、
自分の頭で考え、
イメージをしていくことが大前提で、
　
そうでないと、応用も利かなくなるので、
いざという時に、
自分で判断が出来なくなってしまうのです。

　
また、
「先生」と呼ばれる人について、
その人から知識なり技術なり、
何かを教わることもあるかと思います。
　
教わったことで得られるものは、
決してゼロではないのですが、
それだけでは、全く不十分なのです。
　
「教わる」ことには限界があるのです。
　
あくまで、
「自分で考え、試す」ことによって、
初めて自分の「経験値」として積み上がるのです。
　
自分のモノにする方法はこれしかないのです。
　
　
だから、
まずは「ダメ元」でいいのでやるしかありません。
誰もが「ダメ元」からのスタートなのです。
ここで躊躇してはいけない。
　
　
失敗のリスクや目先の損得だけに囚われていては、
成功することはおろか、
何事も状況を変えることは出来ないのです。