人生を切り開く

苦労は出来ればしたくないもの。
　
だが、それがなければ、
「何も為すことは出来ない」、
ということも
私達はよく知っている。
　
ところが、
中には、ほとんど苦労をするということもなく、
すんなりと、出来てしまう人もいて、

それはそれで、とても羨ましいこと、
と思うこともあるのですが、
　
　
一方で、
すんなりといってしまったが為に、それは
「何も学んでいない」のと同じで、
　
更に、苦労した場数もないから、
いざという時に、
「何も出来ない」のです。
　
　
結局、自分が「弱い」と、
どうにもならないので、
この先も、誰かに頼り、
依存し続けるしかなくなってしまうのです。
　
そして、
そのような自分を嫌悪し、
自分自身を苦しめることになるのは、
目に見えていることであり、
誰もそのような生き方をしたくはないはずなのです。
　
　
本来、
人生とは「楽しい」ものであり、それは、
「自らの人生を自らが切り開いていくことにある」、
からだと思うのです。
　
　
切り開いていくためには、
強くなければならず、
　
弱いままでいては、
生きるために周囲に依存するばかりで、
生きる目的もなく、
ただ無為に時を過ごすしかなくなるのです。
　
　
自分の人生を「生きる」こととは、
自分が「強く」なることであり、
そのための苦労や困難は、
当然ということでもあるのでしょう。
　
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Amat victoria curam.
(勝利は、苦労する人々を好む
（勝利は準備を愛する）)
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