見てないところにあるもの【再掲】
誰にも、
その人にしかない才能や能力があるものです。
しかしながら、
それを、自分自身が気が付いているかどうか、
というのは別問題で、
気が付いていれば、ある意味、
それはとても幸運なことで、
その生まれ持った能力を活かすことだけに、
注力していけばよいのですが、
多くの人は、
そのことにすら気が付くことに出来ずにいるのが、
実情なのです。
自分の才能や能力に気が付いている、
というのは、
見方を変えれば、
自分のことをよく知っている、
自分のことをよく見ている、
ということでもあります。
私達は、どうしても、
自分自身のことについて、
都合の良いところ、
はよく見るし、認めようとしますが、
都合の悪いところ、
は見ようともしないし、認めたがらない、
それは則ち、
本当の自分、というものを見ようとしない、
ことでもあるのです。
しかしながら、
本当の自分、を見ようとしないが為に、
自分の才能や能力にも気が付くことが出来ない、
ことにもなってしまっているのです。
本当の自分、を知るためには、
都合の悪いところも認めなくてはならないのです。
都合の良いところしか、自分を見ていなければ、
いつまでもたっても、自分を知ることは出来ない。
自分の才能や能力に気が付くことはないのです。
勇気を持って、自分を見つめ直してみるのです。
今まで見ないようにしてきたところに、
本当の自分の姿、
自分だけにしかない才能が隠されているのです。