哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

「目」を背けない【再掲】

 
私達は、
自分にとって「思い入れ」があればあるほど、
 
どうしても、
「都合のいい」ように見ようとしますし、
解釈しようとするものです。
 
 
逆に、
「どうでもいい」ようなものであれば、
 
こだわりも執着も何もないので、
冷静に、客観的に見ることが出来るものです。
 
 
 
そして、
どちらが「正しく」物事を見ているかと言えば、
間違いなく、後者の方であって、
 
 
自分の中に、
「思い」を持ってしまえばしまうほど
 
「正しく」物事を見ることからは、
遠ざかってしまうのです。
 
 
 
 
誰しも、
「不都合」なことは、
見たくもないし、聞きたくもないでしょう。
 
 
ですが、
「不都合」から目を背ければ、
 
当然ながら、見るべきものが、
見えなくなってしまうのです。
 
 
 
 
 
物事は、常に「表裏一体」で、
全てにおいて、
「光」と「闇」が存在するのです。
 
 
そして、その
「闇」を見ようとしない限り、
物事を「正しく」理解することは出来ないですし、
 
 
物事を「正しく」理解出来ていなければ、
 
当然ながら、何をするにおいても、
対処することは出来ないのです。
 
 
 
 
真実は、
「表」と「裏」、「光」と「闇」なのです。
 
 
私達は、
その真実から目を背けてはいけないのです。