自分だけのもの【再掲】
誰もが、
何かしらの悩みや困難を抱えています。
傍から見れば、
どれだけ恵まれた環境にいようとも、
その環境にしかいないと分からない苦労がありますし、
一方で、
とても困難な状況にあるというのも、
その状況にならないと、見えないことばかりなのです。
悩みや困難のない人は、この世に存在しませんし、
自分の抱えている苦労や困難というのは、
どこまでいっても、自分だけのものであって、
自分だけにしか分からないものなのです。
たとえ、同じような経験をしたり、
同じような状況にある人であっても、
自分とその人とでは、全く異なる人、なのですから、
そもそも違うのです。
自分が背負いこんでいる困難というのは、
自分だけにしかないものですから、
それを何とか出来るのも、自分だけなのです。
放置したり、見て見ぬふりをしたところで、
自分が何とかしない限り、何も変わらないのです。
自分だけしか何とか出来ないのですから、
自分が覚悟を持って、何とかするしかないのです。
言い換えるなら、
自分が何とか出来るからこそ、
その困難が立ち塞がってくるのであって、
そのことを自覚しておかなければならないのです。