哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

腹をくくる

 
どうにもならないような
困難や苦難を目の前にした時、
 
 
どうしようもない不安や絶望感に襲われたり、
自分の無力さに心を痛めてしまうことと思います。
 
 
 
 
私達の人生には、思いがけない形で苦難が訪れるのです。
 
 
 
そして、
その苦難が起きてしまってから、はじめて、
その原因や責任の所在を追及し、
 
 
こうしなければよかったのに、
という後悔の思いでいっぱいになってしまいますが、
 
 
このような思いは、何も生み出すことはありませんし、
何の答えも導き出すことも出来ません。
 
 
 
 
 
既に起きている現実から、
逃れることが出来ないのであれば、
 
 
腹を括るしかないのです。
 
 
 
事態の全てを受け入れて、
それでも、その状況を何とかする、という覚悟が必要なのです。
 
 
 
 
覚悟が出来た時、そこに苦悩はありません。
 
 
 
何かをするよりも先に、
どのような自分でいるのかが大切なのです。
 
 
 
 
 
誰もが、例外なく、
自分が思っているよりも遥かに、強いのです。
 
 
 
自分で気が付いていないだけで、
困難を克服する力を持っているのです。
 
 
 
私達に必要なことは、
腹を括って、いまを生きる、ということなのです。