哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

悩むことをやめる

 
私達が、悩み苦しんでしまうのは、
 
 
自分がそのことに対して、
何もすることが出来ないから、
 
 
ということでもあるのではないでしょうか。
 
 
 
 
たとえ、
厄介で困難な問題であっても、
 
 
自分でやるべきことがあるならば、
 
 
そのことに集中してやるだけであって、
何も悩んだり苦しんだりすることはないのです。
 
 
 
 
自分では、どうしようも出来ず、
何をすればよいのか分からないからこそ、
 
 
どうすればよいのか、悩むのです。
 
 
 
 
しかしながら、
 
自分でどうすることも出来ないものを、
いくら悩んだところで、
 
 
自分だけでどうにかなることはありません。
 
 
 
自分がどれだけ悩み苦しんでも、
問題は解決されず、状況は変わらないということなのです。
 
 
 
だからこそ、
 
自分でどうにもならないことに対して、これ以上、
自分の心や精神に負担を与えるべきではないのです。
 
 
 
 
勿論、悩み苦しんだことによって、
何かしらの解決策を見出すことも出来るかもしれませんが、
 
 
自分の心や精神は、自分だけしか守れないのです。
 
 
 
果たして、
自分の心や精神に、過大な負担をかけてまで、
解決しなければならない問題はあるのでしょうか。
 
 
 
 
 
悩むことを諦める、
苦しむことをやめてしまう、
 
 
ということも、一つの有効な選択肢であることを、
私達は知っておくべきなのです。