「信頼」と「自己責任」【再掲】
人間関係において、
何よりも大事とされるのが、
「信頼」です。
それは、
自分が、その人にとって、
「信」に値するかどうか、
もしくは、
相手にとって、自分が、
その「信」に値するのか、
自分もしくは相手のいずれか(もしくは双方)が、
もう一方の人に対して、
未来の何かを信じて、
「期待」することなのです。
そして、
「信頼」とは、
未来に対する「無条件」の「期待」ですから、
そこには、
「保証」されたものは、
本来、何もないのです。
更に、
「無条件」に「期待」するとは、
あくまで、
自分が「勝手」に判断、
したものであって、
その結果如何は全て、
「自己責任」ということになるのです。
「相手」に対して、
責めるべきものは何もないのです。
勿論、
「相手」を「期待」して、
「信頼」することが、
そもそもの
人間関係の「大前提」であって、
大事なことではあるのですが、
一方で、それが、
「自己責任」によるものである以上、
自らも、
その「期待」に向けて、
「主体的」に行動しなければならない、
ということでもあるのです。
誰もが、
「自分」以外の人を
コントロールすることは出来ません。
人間関係の基本は、
「他者依存」ではなく、
「自己責任」に基づくものである
ということを、
改めて、
肝に銘じておかなければならないのかもしれません。