哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

自分に没頭する

 
誰にとっても覚えのあることですが、
 
 
好きなことをしていれば、
時間を忘れて集中しているので、
 
他人の目は全く気にならない、
 
 
ということは、
よくあることだと思います。
 
 
 
 
 
基本的に、
動物はやりたいことや好きなことしか、
やりません。
 
 
 
やりたくないことはやらないし、
好きでもないことをやろうとはしません。
 
 
 
それは、人間も例外ではなく、
 
 
誰もが、好き好んで、
やりたくないことをやっている人はいないのです。
 
 
 
勿論、生きる上においては、
やりたくないことでもやらざるを得ない場面もあるでしょう。
 
 
 
 
ですが、
 
いつからか、
やりたくないことばかりをやって、
やりたいことをやろうとしなくなってはいないでしょうか。
 
 
 
そして、
 
やりたいことをやらない自分に対して、
 
言い訳をしたり、誤魔化したり、
やらないことの理由ばかり考えてはいないでしょうか。
 
 
 
 
 
自分のやりたいことというのは、
 
周囲から評価を得られないものであったり、
公言できるようなものではないからであって、
 
 
それが、
やらない理由の一つになってしまっているのです。
 
 
 
つまるところ、
 
他人の意見や評価なくして、
何もすることが出来なくなってしまっているのです。
 
 
 
 
自分よりも、
他人に従うことが正しいことである、と信じ、
 
それを頑なに守ろうとするのです。
 
 
 
 
勿論、
 
他人に従うことは、
生きるために必要なことでもあるのですが、
 
 
無理に自分を押し込めてしまうことで、
それが自分を苦しめてしまうことにならないでしょうか。
 
 
 
 
 
私達は、
他人を気にするあまり、
自分を見失ってしまっているのです。
 
 
 
 
そして、私達には、
自分のやりたいことをやる時間しかないのです。
 
 
 
だからこそ、
 
もっと自分に集中し、
我を忘れて没頭することが必要なのです。
 
 
 
改めて大事なのは、
 
他人の意志ではなく、
自分の感性で生きることなのです。