哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

「価値観」の向き合い方【再掲】

 
私達は、誰もが、
自分なりの「価値観」を持っていて、
 
その「価値観」が、唯一「正しい」
と思うからこそ
 
周囲の人に対しても、
その「価値観」を押し付けがちに
なってしまうこともあります。
 
 
 
ですが、
「価値観」とは、そもそも、
個人個人で全く「異なる」ものなので、
 
 
押し付けようとすれば、当然、
「トラブル」にも繋がってくるのです。
 
 
 
 
無用な「トラブル」を避けるためにも、
自分の「価値観」を引っ込める、
 
というのも、
人間関係において、時には、
必要なことではありますが、
 
 
 
大事なのは、
 
決して、
どちらかが「正しく」て、
どちらかが「間違い」ということではなく、
 
 
単に、
「見方」が違う、
「視点」が異なる、
 
というだけの話であるということなのです。
 
 
 
 
 
私達が、周囲の人と共有しているのは、
「事実」だけであって、
 
 
「価値観」が異なる以上、
その「事実」に対する「解釈」が異なるのは、
いわば、当然のことなのです。
 
 
 
誰しもが、
「間違っている」わけでもないですし、
「正しい」わけでもないのです。
 
 
 
 
自分の「価値観」に、
「正しさ」ばかりを求める必要はないのです。
 
 
必要なのは、
周囲の人との「価値観」の違いに対する、
その向き合い方なのです。