哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

自分の内なる「側面」【再掲】

 
私達は、
相対する人との関係性に応じて、
様々な「顔」を持っています。
 
 
上司としての自分
部下としての自分
同僚としての自分
親としての自分
子供としての自分
恋人としての自分
友人としての自分
・・・
 
 
それぞれに見せる「顔」は異なり、
振る舞いや口調等も、
全く異なることもありますし、
 
 
様々な「立場」でいるが為に、
性格そのものも、
異なってしまうこともあるでしょう。
 
 
 
そして、
 
どれが「本当の自分」か、
と言われれば、
 
 
その「全て」が自分である、
ということなのです。
 
 
 
 
 
これは、
相手に合わせて、
都合よく自分を変えている、
ともいえますし、
 
 
自分の中にある、
「多様な」面の一つを引き出している、
ともいえるのです。
 
 
 
 
 
 
私達は、誰もが
「多様な」側面を持っていて、
 
 
それを必要に応じて、
表現させているに過ぎないのです。
 
 
 
 
「自分を変える」、というのは、
 
まだ表に出ていない
内なる「別の一面」を引き出す、
ということなのです。
 
 
 
 
誰もが、
 
自分でも気づいていない、
「別の」一面があるのです。
 
 
 
言い換えるなら、
それが、
自分にとっての「未知なる可能性」なのです。