哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

習慣に囚われない

 
私達の生活の多くの部分は、
習慣で占められています。
 
 
 
 
その習慣には、
良いものとそうでないものが混在しており、
 
 
特に、
自分自身の何かを変えたいと、
思っている人にとっては、
 
 
必ず向き合わなければいけない課題である、
と言ってもよいでしょう。
 
 
 
 
そして、
既に、良かれと思って、
様々なことに取り組まれている方も多いでしょう。
 
 
 
 
ですが、
それが果たして、
今の自分にとってやるべきことなのかどうか、
 
見直すことはないでしょうか。
 
 
 
 
 
自分の何かが変わると信じて、もしくは、
何かしらの効果を期待して、
 
 
無理を感じながらも、
ただひたすらに、
 
同じことを繰り返してはいないでしょうか。
 
 
 
ただただ、自分の身体や精神に、
過度の負担をかけてはいないでしょうか。
 
 
 
 
せっかく、
これまで頑張って続けてきたことなのだから、
 
 
見直すことや、やめてしまうことに、
罪悪感や勿体ないという思いがあるのは、
当然のことでしょう。
 
 
 
決して、無駄な事ではないはずです。
 
 
 
 
ですが、
 
自分の何かを変えようと思って取り組んでいる、
その習慣に囚われてしまって、
 
 
別のことに方向転換出来ないことが、
 
以前と同じ自分のまま、
自分を変えさせないことに、なってはいないでしょうか。
 
 
 
 
 
同じことを繰り返すことによる効果は、
勿論あるでしょう。
 
 
 
ですが、一方で、
 
同じことばかりをしていては、
 
いつまでも同じまま、という面があることも、
忘れてはなりません。
 
 
 
 
習慣は習慣なので、
必要があれば、いつでも見直すべきなのです。
 
 
 
 
私達は、
習慣を上手く利用することによって、
自分を変えてきたのですから、
 
 
習慣に囚われてしまってはいけないのです。