哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

「感情」に囚われない【再掲】

私達は、
何事を行うにしても、必ず、
 
その行ったことについて、
「省みる」
 
ことをします。
 
 
良かった点や悪かった点、
見直すべき点、
 
 
心の中で、様々なことを
「振り返り」、そして、
「分析」をし、
 
 
次の行動のための「準備」をします。
 
 
 
 
「省みる」ことにおいて、
最も重要なのは、
 
 
その起きた結果を、
「客観的」に観ることです。
「冷静」に捉えることなのです。
 
 
そして、それによって、
次の「行動」に繋げるのです。
 
 
 
 
 
しかしながら、
起きた結果に対しては、必ずといっていいほど、
「感情」がつきまとうもので、
 
 
時として、
この「感情」が、
物事を「客観的」に観ることにおいては、
「不要」で、「邪魔」になるのです。
 
 
 
「感情」は、
人の持つ「生理的反応」であって、
「抗う」ことは出来ません。
 
 
 
ですので、
「感情」を「ありのまま」に、
受け止めざるを得ないのですが、
 
 
 
「感情」に支配されて、
その次の「行動」までも、
コントロールされてはいけないのです。
 
 
 
 
「自分が悪かった」というように、
 
「後悔の意識」に囚われてばかりでは、
何も「変わらない」のです。
 
 
 
全ての「行動」は、
次の「行動」のための「準備」に過ぎないのです。
 
 
 
「後悔」するほどの「思い」があるのならば、
それを糧に、
次の「行動」で「払拭」するしかないのです。
 
 
 
「感情」に囚われてはいけないのです。
「感情」を次に活かすのです。