哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

自分を変える存在

 
私達の誰もが、
自分の好きなところ、嫌いなところがあると思います。
 
 
 
もしかしたら、
嫌いなところの方が多いのかもしれません。
 
 
 
それは、
見た目であったり、性格であったり、才能であったりと、
人それぞれなのですが、
 
 
 
特に、
過去の失敗や周囲の人に言われて傷ついたことというのは、
 
 
どれだけ時が経っても、
いつまでも癒されることはなく、
 
 
それが、
セルフイメージとなって、
自分の行動にブレーキやブロックをかけることになり、
 
 
いまの自分に対し、
未だ大きな影響を与え続けるのです。
 
 
 
 
 
当然ながら、誰もが、
そのようなブレーキやブロックを手放したいと、
思っていることでしょう。
 
 
 
ですが、そう思っていても、
それが出来ないでいるのは、
 
 
そのように傷ついている自分のことを認められないまま、
自分の過去に蓋をし、見て見ぬふりをしていて、
 
 
更に、そのような
自分自身に対して責めたり、怒ったり、
自分自身を否定し続けているからなのです。
 
 
 
 
 
過去の自分を認め、否定することをやめない限り、
いつまでも苦しい自分のままなのです。
 
 
 
そんな状態のままでは、
思い通りに生きたり、自分を変えることは出来ません。
 
 
 
 
どれだけ、
周囲の人が自分を認めてくれていたとしても、
肝心の自分が認めなければ、何も変わることはありませんし、
 
 
逆に、
周囲に否定的に思われようとも、
自分だけが自分を認めてさえいれば、それで十分なのです。
 
 
 
 
自分を変えることが出来るのは、
唯一、自分だけであり、
 
 
そんな自分を癒すことが出来るのも、
自分だけなのです。
 
 
 
過去の自分を受け入れない限り、
自分を変えることは出来ないのです。