哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

本心から逃げない【再掲】

 
他人の成功や、幸せな様子を見て、
心がざわついたり、羨ましいと思う経験というのは、
 
多かれ少なかれ、誰にでもあると思います。
 
 
 
 
誰にとっても、
この状態というのはとても苦しいもので、
 
 
いまの自分が、
無力で、思い通りに生きていないことを
思い知らされることにもなり、
 
 
そんな自分を認めてしまうことで、自分が傷ついてしまうから、
自分の心に蓋をしようとするのです。
 
 
 
 
しかしながら、
自分の心に蓋をし、本心を隠すことが、
まだ知らない自分の可能性に、蓋をしてしまうことにもなるのです。
 
 
 
 
他人に対するそのような心のざわつきこそが、
 
 
自分にとっての可能性であり、
自分の生き方のヒントにもなっている一面もあるのです。
 
 
 
 
 
他人を見て、羨ましいと思うことが、
 
 
まさに自分の本心であって、
その思いこそが、自分を変えることに繋がるのですが、
 
 
一方で、その本心を自らによって隠すことで、
自分を変えるきっかけを失わせてしまっているのです。
 
 
 
 
 
そもそも、
 
他人には出来るけど、自分には出来ない、
というのも、
 
 
ただの自分の完全な思い込みに過ぎず、
 
 
その思い込みに囚われ、自分の本心から逃げ隠れをしても、
いまの状況を変えることは出来ません。
 
 
 
 
誰もが、
思い描く自分に必ずなれるのですから、
 
 
自分の本心を素直に認めることが、必要なのです。
 
自分の本心から逃げてはいけないのです。