哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

年齢とセルフイメージ

自分は〇〇歳だから、
 
こうしなければならない、
このように振舞わなければならない、
 
もしくは、
肉体的に衰えがきている、
何か体に異常を抱えているかもしれない、
 
というイメージを自分に対して持っているだろうか。
 
 
自分のセルフイメージを
年齢だけで捉えてしまうと、
そのことだけで、
 
自分にはもう出来ない、
 
と自分の可能性を自分で否定してしまうことになりかねない。
 
 
確かに、
身体機能としての衰えは、どうにもならないかもしれない。
だが、
自分のイメージが自分を創り上げるのであれば、
何もせずに諦めてしまうのは何と勿体無いことだろうか。
 
 
世の中は、
年齢を条件とする縛りに蔓延している。
 
それ故に、
年齢というもので括られてしまうことに、
あまり違和感を覚えないのだが、
そもそも、
同じ年齢の人であっても、人それぞれ個体差があるのである。
 
 
若くないといけない、
ある程度年を重ねてないといけない、
 
とするのは、社会や常識で作り上げられたものかもしれない。
 
もしそうであるならば、
これらにとらわれすぎてはいけないのである。
 
何もやらずして諦めてしまうのはまだ早い。