過去の成功【再掲】
何事においても、
拘りを捨てきれなかったり、
過剰に執着し続けていると、
よい結果を得られない、
というのは、よくあることではないかと思います。
そして、
自分が過去に上手くやれたり、
成功したということに対しても、同様で、
過去の自分の成功した時のことに
強く囚われてしまうことによって、
却って、
上手くいくことも、上手くいかなくなってしまう、
ということに陥ってしまうのです。
当然ながら、
成功した時のイメージを持つことは、
非情に重要なことではあります。
ですが、
過去にこうすることで上手くいったのだから、
今回もこうすればよい、
と、自分の中でパターン化してしまうことで、
他にベストなやり方を、
検討することも、模索することもなくさせてしまうのです。
同じパターンが何度も通用するほど、
この世界は単純なものではありませんが、
それでも、
成功した前例があるが故に、
思考する機会を奪われたり、
視野を狭められたりしてしまうのです。
過去の成功は、過去のものであって、
今を生きる私達には、ただの重荷でしかないのです。
物事の成否は、
いかに、過去の成功に影響されずにいられるか、
にかかっているのです。