哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

癖をコントロール

人は、何事も「続けた」ものしか、
自分の「力」としてはならず、

とにかく「続ける」ことが肝要です。
 

それは、
「続ける」ことで、
それまで意識しないと出来なかったことが、
無意識で出来るようになる、
「慣れ」の状態になります。
 

この「慣れ」の状態になることで、
「パフォーマンス」は上がり、
スムーズに物事を行うことが出来るのですが、

それと同時に、
「癖」というのも生じてしまうのです。
 
 
「癖」は、
一般的に「パフォーマンスの正確性」を
「阻害」する原因であり、
 

それは、
本人の意思に関わらず、
やればやるほどに定着化するもので、
これが根深くなってしまうと、
もはや修正することが困難になるのです。
 
 
ですから、
この「癖」をいかに正すかが、問題なのですが、
 

「癖」は一旦直したと思っても、知らぬ間に、
別の「癖」がついてしまったり、
元の「癖」に戻ってしまったりと、

何かしらの形でついてまわるものなのです。
 
 
ですので、
どのような状況においても、
 
自分の「癖」が、
今どのようになっているのか、
常にチェックする必要があるのです。
 
 
「癖」をチェックすることは、
「正確性」を維持するために必要不可欠なことであり、

「自分自身をコントロール」するための、
重要な役割の一つでもあるのです。