時間の力
私達が、何かを行うためには、
どうしもある程度の時間が必要となります。
とにかく、長く続けることが必要なのです。
勿論、その何かを行うのに、
才能や能力というものも必要となるのですが、
仮に、
どれだけの才能や能力があったとしても、
それを長く続けることが出来なければ、
その才能や能力を十分に発揮することは出来ないのです。
物事というのは、何をするにおいても、
とにかく、続けなければならないのですから、
続けることそのものが、
一つの才能、能力でもあると言えるのです。
何かを行うことに、終わりというものはなく、
どこまでも、その先はあるわけで、
数年、十数年単位の年月にわたって、
諦めることなく、続けることが出来るかどうかに、
全てはかかってきます。
実際問題、
それだけの時間をかけるとなると、
かなりの至難を要し、現実的に難しいかもしれません。
ですが、逆に言うと、
時間をかけるということは、それだけの価値がある、
ということでもあるのです。
何かを行うのに、
技術的な才能や能力が必要ではあることに
間違いはないのでしょうが、
しかしながら、同じ人である以上、
時間をかけることによってクリアすることも出来るので、
ある意味、才能や能力による違いというのは、
それほど大きな影響はないのかもしれません。
それ以上に、
そのことに時間をかけ続けることが出来るかどうかが、
より大きな問題であり、人との違いを生み出すのです。
つまり、
時間こそ最強の力、ということなのです。