情報との付き合い方
情報化社会といわれるこの現代、
情報というのは様々な形で容易に得ることが出来る。
その中には、単なる事実の他、
それに関する肯定的な意見もあったり、
否定的な意見もあったりする。
基本的に人は、
「自分の見たい、聞きたい情報」
しか知りたくないものであって、
自分とは異なる意見であったり、
思ってもいないような事実があることを、
あまり知ろうとはしたがらない。
一方で、
自分と同じような意見に対しては、
そのまま鵜呑みにしてしまいがちなところもある。
改めて、様々な情報が錯綜してしまっている今こそ、
情報との付き合い方をしっかりしないといけない。
基本的には、
情報というのはあくまで、
純粋な事実が得られれればそれで問題はないはずであって、
人の意見を聞く余地も、
ケースバイケースであるかもしれないが、
あくまで判断するのは自分なのだから、
まずは得られた事実を元に、
自分でしっかり考えることが何よりも必要なのである。
自分で都合のよいことばかりしか見ていないと、
物事の本質が捉えられず、
情報に振り回されてしまうばかりになってしまい、
本末転倒の事態を引き起こしてしまうだけである。