哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

「決断」は一瞬

「大事な決断は一瞬でするべき」、
という言葉があります。
 
 
 
私達の毎日は、常に「選択」の連続で、
 
誰もがその「瞬間瞬間」に、
目まぐるしく、
「選択」、「決断」をしているのです。
 
 
 
 
「選択」、「決断」するためには、
 
時間をかけて「思考」する場合と、
一瞬の「直感」や「感覚」に任せる場合
とがあり、
 
 
そのほとんどは、後者、つまり、
 
「直感」や「感覚」によって決めている、
ということなのです。
 
 
  
そして、それは、
事の大きさの、大小に影響される、
 
ものでもないのです。
 
 
 
 
勿論、
「論理的」に、様々な角度から「思考」する
ことも必要なのですが、
 
 
これらは、あくまで、
 
その決断した内容の「裏付け」を取っているだけで、
事後的な「理由付け」をしている、
 
に過ぎないのです。
 
 
言い換えると、
 
自分の「直感」や「感覚」を、
「客観的」に「証明」するために過ぎないのです。
 
 
 
 
たとえ、
どれだけ多くの「客観的」な情報
を集めていても、
 
  
自分の中では、
何を「選択」するかは、
既に、「何となく」決まっていて、
 
 
複数の選択肢があることで、
迷ってしまい、
なかなか「決断」が出来ずにいても、
 
 
 
結局のところ、
 
自分が「直感」的に、
最初に「決めた」ものを、
「選択」するのです。
 
 
 
それは、
自分の「直感」には「抗えない」、
 
ともいえるのでしょう。
 
 
 
 
ですので、
自分が「直感」的に「選択」したものは、
 
自信を持って、
素早く「決断」してしまうのです。
 
 
 
その「決断」したことが、
現実を創り出すための「源」となり、
全てのはじまりになるのです。