哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

意味を持たせない【再掲】

 
人生には、
いろいろな出来事が起こります。
 
 
 
そもそも、出来事は、
出来事でしかないのですが、
 
 
その中でも、
自分の中で、
重要なものだと位置づけたり、
優先順位をつけたり、
 
 
無意識の内に、
その起きたこと全てに対して、
意味を持たせようとしてしまうのです。
 
 
 
 
そして、
意味を持たせてしまうから、
 
 
「こうあるべき」と、
自分の人生を、自ら縛り付けてしまうことで、
 
 
結果的に、
不自由な生き方をしてしまっているのです。
 
 
 
 
自由に考え、自由に行動する。
 
 
 
何を選択してもいいし、
 
選択してはいけないものは、
何もないのです。
 
 
 
 
 
「こうあるべき」というのは、
 
過去の自分によって、
たまたま蓄積されてきた要素でしかないのです。
 
 
 
今の自分は、確かに、
過去からの延長線上にいるのですが、
 
この先も、
その線の上にいる必要は全くないのです。
 
 
 
過去は、
大事な思い出であって、
消せるものではありませんが、
 
 
だからといって、
過去の自分をそのまま踏襲することも
ないのです。
 
 
 
 
過去の自分が、
今の自分を不自由にしてしまっているのは、
 
過去の自分に、
意味を持たせてしまっているから。
 
 
 
 
過去は関係ない、
と頭では理解していても、
 
心の底では、
どこかで過去を引きずってしまっているものです。
 
 
 
 
ですが、私達は、
今に生きるのであって、
過去に生きるわけではないのです。
 
 
 
私達は、
いつでも自由なのです。
 
その意志があれば、
どのような生き方も選択することが出来るのです。