無駄な経験

　
無駄な経験、
というものは何一つ存在しません。
　
　
　
私達は、
今、自分の行っていることが、
　
今、もしくは将来の自分に対し、
ダイレクトに繋がるかどうかで、
　
　
その経験に、
意味を見出しがちになってしまいます。
　
　
　
　
　
ですが、経験とは、
経験することそれ自体に、意味があって、
　
　
たとえ、今の自分にとって、
マイナスだったり、明らかに無関係なことだとしても、
　
　
その経験自体が、
その後の自分の行動に、より良い影響を与えてくれるのですから、
　
　
人生全般の視点からみれば、
プラスの出来事の一部、という見方も出来るのです。
　
　
　
　
ですので、
経験することに、一つも無駄はないのです。
　
　
　
経験は重ねれば重ねるほど、いいのであって、
　
　
逆に、
経験しないことが、一番勿体ないことでもあるのです。
　
　
　
　
　
　
私達は、とかく、
生きることに、合理性や効率性を求めがちです。
　
　
　
なるべく、失敗しないようにしよう、
なるべく、効率よくしよう、と。
　
　
　
　
勿論、
残されている時間は有限であり、
わざわざ、遠回りをする必要はないのですが、
　
　
遠回りしても、
それが、必ずどこかで活きてくる、
　
　
ということを忘れてはなりません。
　
　
　
　
繰り返しになりますが、
人生には、無駄なことがないのですから、
　
　
自分がやってみたい、と思うことを、
素直にやってみる、
　
　
シンプルではありますが、とても重要なことなのです。