哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

不自由な思い込み

 
起きた出来事は、一つであっても、
物の捉え方というのは、無数にあるもので、
 
 
全ては、
自分の見方次第、心の持ちようで決まります。
 
 
 
 
例えば、
 
自分にとって嫌な事、苦手な事であっても、
 
 
やらなければならない事は、
生きていく上において沢山あるものですが、
 
 
それらも、全ては、
自分の中の思い込みが、ただそうさせているだけであって、
 
 
それ以上でも、以下でもないのです。
 
 
 
自分が、自分で勝手に、
嫌な事、苦手な事だと決めつけているに過ぎない、
 
ということなのです。
 
 
 
 
 
そもそも、
 
自分が何を考え、何を思うのかは、
自分の自由なのですから、
 
 
 
自分にとって、
楽しい事、嫌いな事等、
いろいろあるのは、あって当然のことなのですが、
 
 
 
それが、逆に、
 
自分自身を不自由にしてしまっている、
ということでもあるのです。
 
 
 
 
極端に言えば、
 
どのような事であっても、
 
 
自分の都合の良いように、
自分にとって気分のいいように、
 
 
受け止めればいいだけの話なのですが、
 
 
 
嫌いな事だと、
自分の思い込みに任せてしまうから、
 
 
それが、
ストレスや苦しみ、
更には、精神的、身体的な不調となって、
自分に返ってきてしまうのです。
 
 
 
 
 
私達は、
思い込むことなしではいられませんが、
 
不要な思い込みに囚われるべきではありません。
 
 
 
いま、私達に必要なのは、
自分の思い込みに気づくこと、思い込みを疑うことなのです。
 
 
 
すぐに、
思い込みを変えることは難しいかもしれませんが、
 
 
自分の思い込みを疑うことで、
 
 
いままでと異なる視点で、
物事を見ることが出来るかもしれないのです。