想像と行動
何かの問題に直面した時、
その問題そのものより、
その先に起こりうることを想像してしまう。
勿論、
先のことを予測して対処を考えることは大事なことであるが、
先のことばかり見ようとしすぎて、
今直面していることを見落としてはいないだろうか。
そして、先のことばかり氣にしすぎて、
身動きが取れなくなってしまってはいないだろうか。
最も悔やまれるのは、
起こるかどうかも未だ分からない事態に氣を回しすぎて、
行動する機会を失ってしまうこと。
私達はいかようにも想像力を働かせることが出来る。
想像の世界であれば、それこそ数限りなく。
とはいえ、
実際に起こることは誰にもわかるものでもない。
一方で、現実は行動してはじめて動いていくものだ。
だから、いつでも行動できる準備だけはしておこう。
想像だけで状況を変えることは出来ない。