哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

「感情」と「行動」の不一致

 
自分の「感情」は、
自分自身が作り出しているものであって、
 
 
外側から、
何かしらの影響があったとしても、
 
 
それは「間接的」なものに過ぎず、
 
 
最終的に、
どのような「感情」を持つかどうかは、
 
 
あくまで、
自分が決めているのです。
 
 
 
 
 
ですので、
 
 
「不安」や「後悔」といったことも、
漏れなく、
自分自身が生み出しているもので、
 
 
その原因の一つには、
 
 
自分の、
「感情」と「行動」の不一致、
というものが、大きく関与しています。
 
 
 
 
例えば、
 
 
『やるべきことをやらない』、
『やった方がいいと思ったのにやらない』
 
 
といったことについて、
身に覚えのある方も多くいらっしゃるかと思います。
 
 
 
 
これらは、
内心では、やるべきだと、
自分で「認識」しておきながらも、
 
 
その通りに、
「行動」に移さなかった、
ということで、
 
 
「感情」と「行動」に、
「乖離」を生じさせてしまっているのです。

 
 
 
 
私達は、
「思った」こと、「感じた」こと、「考えた」ことを
そのまま自由に「表現」することで、
 
 
自分自身という存在を
作り上げてきたのです。
 
 
 
 
言い換えれば、
 
 
自分の「思考」や「感情」は、
「行動」に移すことによって、
 
 
はじめて意味のあるもの、
となるのです。
 
 
 
 
今の私達は、あまりにも、
不自然に「行動」を抑えてしまっている
ような気がするのです。
 
 
 
もっと素直に、
自分の「感情」に従った「行動」をしても
よいのではないでしょうか。