焦りと自信【再掲】
いつも、
心のどこかで焦っている人がいると思います。
一つのケースとしては、
自分に降りかかった問題に、どのように対処すべきか、
全く分からなくなってしまう、
ということが言えると思います。
焦ったところで、何も状況は変わることはなく、
ただただ、自分で自分を追い詰め、
より苦しい思いにさせてしまうだけ、
というのは、
誰もが一度は経験のあることではないでしょうか。
焦ったところで、
問題が解決するわけでもなく、
どうにかなるわけではないのですから、
焦る必要は微塵もないのです。
それよりも、
まずは、現実をきちんと直視して、
状況を正確に知るということが必要なのです。
焦ってしまうと、
現実をきちんと見ているようで、
実際は、何も見ることが出来ず、
自分の頭の中で、
作り上げてしまってしまった想像や思い込みによって、
自分自身が踊らされていることが殆どなのです。
逆に言うと、
現実をきちんと見ようとしないから、
焦ってしまうのであり、
きちんと見ようとしないのは、
心の中で、
問題を避けようとしているからとも言えるのです。
そして、
問題を避けようとするのは、
その問題を解決することへの自信のなさ、であり、
自分に対する信頼、に関わっているのです。
もっと自分を信じてもいいのではないでしょうか。
解決できないものは、何もないのですから、
焦ることで、これ以上、
自分の心を苦しめることはないのです。