最優先すべき自分【再掲】
他人に優しくなれないのは、
自分に余裕がないからなのかもしれません。
自分がどんな状況であっても、
他人に対しては気分よく接したい、という思いも
あるにはあるのでしょうが、
実際に、
自分が辛かったり、我慢している時に、
人に優しくしようと思っても、
それは義務感から発したものに過ぎず、余計に、
自分を苦しくさせるだけになってはいないでしょうか。
人間関係において、
他人に対しての気遣いは必要ですが、
その前提には、
自分が安定し、余裕がないことにはどうしようもなく、
結局のところ、
まず優先すべきは自分なのです。
自分のことは棚に上げて、
他人に何かをしようと思っても、
何も出来ないでしょうし、
何もしない方が、結果的に良かったりするのです。
ですから、
自分を最優先に考えることに、
何も躊躇する必要はないのです。
それは、
自分のためであり、他人のためでもあるのですから。
自分に優しくしていないのに、
他人に優しくすることは出来ません。
人間関係を築くためには、まずは自分なのです。
自分自身を、
必要以上に追い詰めてはいませんか。
自分に優しく出来るのは、自分だけなのです。