本音の中身【再掲】
誰にとっても、
話の展開やほんのはずみ等から、
思わず、心ない言葉を発して、
相手の人を傷つけてしまう経験はあるのではないでしょうか。
ほんのはずみから出た言葉なので、
発した本人としても、
意識して言ったわけではありませんし、
本音から出た言葉ではないのだと思っているのかもしれません。
ですが、
意識していないからこそ、
自分の本心が顕れてきたのであって、
それこそ、
心の奥に押し込めていた、本音なのです。
私達は、
人間関係を何よりも大事にするため、
自分の本心を隠す必要はあるのですが、
自分でも気が付かないところで、
数多くのものを溜め込んでしまっているのです。
自分の言葉で、
相手の人を傷つけてしまうということは、
勿論、避けるべきことですが、
相手の人を傷つける、ということは、同時に
自分をも傷つけてしまっているのです。
自分の本音とは、
それほどに強く、根深いものなのです。
本音とは、
日頃から自分が何を考えていることを集約したものであって、
普段から、自分が何を考えるべきか、
改めてその重要性をもっと認識しなくてはならないのでしょう。