集中力【再掲】
何をするにおいても、行動することがとても重要な事は、
誰もが認識している通りですが、
ただ、同じ行動をするにしても、
漫然と動くのと、集中して動くのとでは、
天と地ほどの差があることは言うまでもありません。
ですから、
集中してやろうと思うのは、誰もが同じですし、
その必要性も十分に分かっているはずなのですが、
それでも、
なかなか集中出来ないし、集中しても持続出来ない、
というのが、
多くの人の抱えている悩みなのではないでしょうか。
そもそも、私達は、
最高に集中しても、15分、
ある程度の集中でも、90分までが限界、と言われていて、
元々、長い時間集中することは出来ないのです。
ですので、
はじめから、長い時間集中しようとするのではなく、
短い時間の集中を何度も繰り返す、
ということに意識を向けることが重要なのです。
私達の多くは、目の前の作業をやりながらも、
常に、
別のやるべきタスクのことを考えたり、他の心配事をしたりと、
とても集中しているとは言えない状態でいることが、
殆どだと思います。
ですが、ほんの15分だけなら
(それでも難しければ、5分でも)、
他のことは一切何も考えず、
それだけに全ての意識を向けることは出来るはずです。
そして、集中力が切れてしまったら、
頑張って継続しようとせず、
一旦、リフレッシュした後に、
再度、集中し直せばいいだけのことなのです。
要するに、
短い時間でもいいので、質の高い集中をすること、
その集中を何度も繰り返すこと、なのです。
全ては集中力なのです。
誰もが集中することは出来るので、
集中力のない人というのはいないのですが、
意識的に集中出来るかどうか、となると話は別です。
そして、意識的に集中出来るかどうかは、
自分をコントロール出来るかどうかの問題でもある
ということなのです。