哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

出来事と解釈【再掲】

 
何かのほんのちょっとしたタイミングで、
 
ケガをしてしまったり、
トラブルに見舞われる、ということは、
 
 
生きている上においては、
思った以上によくあることかもしれません。
 
 
 
 
そして、
そのような被害にあった後になって、
 
 
この選択をしていなければ、とか、
あと数分、もしくは数秒、時間をずらしていれば、とか、
 
 
事後になって、
自分の選択や判断したことに、後悔をしてしまうのです。
 
 
 
 
ですが、
 
このタイミングだったからこそ、
被害が最小限で済まされた、という見方も出来るし、
 
 
ここで少し痛い目にあっていたからこそ、
もっと大きな事故に見舞われずに済んだ、という解釈も出来るのです。
 
 
 
 
 
ケガやトラブルは、どれだけ注意していたとしても、
防ぎきれるものではありませんし、
 
 
いつどのような形で自分に降りかかってくるのか、
予見出来るものでもありません。
 
 
 
 
全ての出来事は、
様々な要素が複雑に絡み合うことで生じるものですから、
 
 
そもそも、
自分がコントロール出来るような類のものではないのです。
 
 
 
 
ですから、
起こるべくして起こったものとして、
 
前向きに、ポジティブに捉えていきましょう。
 
 
 
 
出来事そのものは変えられませんが、
 
自分の中での解釈や考え方は、どこまでも自分次第、
前向きにも後ろ向きにも、自分が選択した通りになるのです。
 
 
 
どこまでも自分次第なのですから、
自分にとって都合のいいように、受け止めてしまえばいいだけなのです。