待つ練習【再掲】
自分で何かを決意して、行動に着手しても、
なかなか長く続けることが出来ないことがあります。
決意した当初は、相当な覚悟であったとしても、
自分の思う結果が出なければ、
落ち込み、諦めの気持ちになり、
やがて、
自分自身をも否定してしまうようになってしまうのです。
物事によっては、勿論、
すぐにうまくいくこともあり、
それが故に、誰もが、
そこに注目、期待してしまいがちになるのですが、
それでも、
時間的な要素がどうしても必要なことの方が、
圧倒的に多く、
とにかく、
その時が来るまで、待つことが必要なのです。
私達の多くが、簡単に出来て、
時間のかからないことばかりをやろうとしてしまうのですが、
それは、
とにかく時間ばかりに追われていて、
いつも焦っているからなのです。
そして、
焦ることが当たり前になることで、いつの間にか、
待つこと自体が苦手になってしまっているのです。
待つ、ということは、自分を抑えることであり、
それは則ち、
自分をコントロールすることに他なりません。
自分をコントロール出来ないのに、
何かを為そうとしても、うまくいくことはないのです。
私達には、待つ練習が必要なのかもしれません。
待つことによってはじめて、
物事がうまくいくということを、改めて認識すべきなのです。