哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

自分との約束(1)【再掲】

 
世の中は、様々な場面において、
約束が取り交わされ、それを守り実行することで、
成立します。
 
 
 
 
通常、約束は、
自分と他者との間において行われるもので、
 
 
そこには必ず、信頼関係が必要であり、
信頼関係なくしては、何事も成しえないのです。
 
 
 
 
そして、
それは自分自身に対しても同様で、
 
 
心の内で、何かをやる、と決めたこともまた、
一つの約束であり、
 
 
それが自分との約束なのです。
 
 
 
その約束を確実に実行することによって、はじめて、
自分を信頼出来るようになるのですから、
 
 
自分でやると決めたことを、決して疎かにしてはいけないのです。
 
 
 
 
疎かにしてしまうというのは、
自分との約束を軽視していることであり、
 
 
それは則ち、
自分を大切にしていない証拠でもあるのです。
 
 
 
 
誰でも、
他者と交わした約束を
簡単に撤回しようとはしないはずなのに、
 
 
自分のことになると、
途端に見方を変えてしまうのはどうしてなのでしょう。
 
 
 
自分しか、自分のことは大切に出来ないはずです。
 
 
 
ですから、自分との約束は、
他者と同等か、もしくはそれ以上に絶対に守るべきものなのです。
 
 
 
やると決めたことは必ずやる、
 
何よりも、自分との約束が一番大事なのです。