哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

「思い込み」を知る【再掲】

 
誰にとっても、
考え方や思考に癖があったり、
思い込みがあったりします。
 
 
 
思い込みは、
生まれてからこれまでの全ての経験によって、
蓄積されてきたもので、
 
それは、自分にとっての
あらゆる考え方の基準、前提にもなり、
 
極端に言えば、
人生の全てが、思い込みとも言えるのです。
 
 
 
 
ですが、
その一方で、
 
自分の視野や行動を制限させてしまう
ものでもあり、
 
 
更に、
その思い込みは、
 
当人にとっては、
当たり前の感覚でもあるので、
 
思い込みに囚われている、
という認識すらないという問題も孕んでいます。
 
 
 
 
 
思い込みは、
私達の人生における悩みや問題の原因の一つ、
でもあり、
 
誰にとっても、
何かしらの思い込みは常に持っていて、
 
生きている限り、
思い込みから解放されることはないのです。
 
 
 
 
ですが、一方では、
その思い込みによって、
自分の生きたいように生きることも出来るのです。
 
 
 
自分の思いと反するような思い込みがあるから、
 
苦しくなったり、
生き方が窮屈になってしまったりするのです。
 
 
 
ですから、
思い込むこと自体が悪いことではないのです。
 
 
 
 
何かしらの思い込みがある以上、
 
自分にとって、
都合のいいように思い込めれば、それが一番なのです。
 
 
ただ、そのためには、
自分が何に対して思い込んでいるのか、
ということは知る必要があります。
 
 
 
自分の思い込みは、
過去の自分が作り出したもの。
 
 
自分が作ったのだから、
自分で書き換えてしまえばいいのであって、
 
 
自分にとって都合のいい、
思い込みを選択すればよいのです。